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2017年12月26日 (火)

伊勢神宮に「前詣」

 2017年12月26日、伊勢神宮への初詣ではなく、初詣前の年末に恒例の「前詣」としてお参りをしてきた。初詣では、人出が多く過ぎて落ち着いて参拝ができないので、いつも年末にお参りしている。神様は365日、24時間営業です。何も神様がてんてこ舞いの忙しい三が日に出向くより、農閑期ではないが、「神閑期」に出向いてお参りをすることを私は旨としている。神様の身になって考えよう。今日は、天気も穏やかでよき参拝日和である。人出もそこそこで、落ち着いてお参りが出来た。例年、いつも見かけるチャイナ人の騒々しい集団もおらず、穏やかな参拝風景であった。

 

御垣内特別参拝

 御垣内に入る前に特別参拝として神主からお祓いを受けて、神主に先導されて、玉石を踏みしめながら、神殿に向かった。神殿前では、特別参拝として一人で御垣内の神殿に向かって、今年の達成できた出版事業へのお礼と来年度の決意を申告してきた。神様の前ではお願いを祈ってはいけません。お礼だけです。

 

有難い

 今日、無事お参りできたことが、幸せで有難い事象である。お参りしたくても、そのお参りができなき人も身近にいる。その当たり前が、如何に有難いかが自分では分からないのだ。友人が手術を受けて、今年は伊勢神宮にお参りできない現実を比較として目の前に突きつけられて、また己の腰痛で歩くのに決して楽しくはない現実に直面して、お参りできることが有難いと分かるのだ。人は失ってみないとその有難さが見えない。「無事」の有難さに感謝。今日無事でも、明日は分からない人生である。あと30年間もお伊勢参りができるわけでもあるまい。せめて今日一日を大事に生きたいと思う。

 

特別参宮章

 例年は特別参拝の人が多く、2,3人の組で並んで参拝であるが、今日は珍しく前後に並んだ人がいなくて、一人で参拝ができて嬉しかった。伊勢神宮の式年遷宮での造営資金へ寄進をすると「特別参宮章」が贈られる。これがあると御簾が垂れ下がった御垣内の神殿前で、神主に案内をされて参拝ができる。服装は背広・ネクタイのフォーマルな服装が必要である。

1p1040153  五十鈴川駅

2p1040157  伊勢神宮内宮宇治橋 2017年12月26日10:58

3p1040159  五十鈴川

4p1040160  正宮の手前の参道

5p1040161  正宮 これより先は撮影禁止

6p1040162  伊勢神宮内宮宇治橋

7p1050005

 馬場恵峰書「今日無事」

 

2017-12-26

久志能幾研究所 小田泰仙  e-mail :  yukio.oda.ii@go4.enjoy.ne.jp

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