予告 New Year Concert
現在、計画中の演奏会の内容が固まりましたので、お知らせします。
2018年1月13日(土)15時より「New Year Concert ドレスデンフィルハーモニー弦楽三重奏団を迎えて」を開催します。
出演:ドレスデンフィルハーモニー弦楽三重奏団
バイオリン:ハイケ・ヤニッケ
ビオラ:アンドレアス・クールマン
チェロ:ウルフ・プレッレ
ピアノ:河村義子
入場料:3,000円
会場:クインテッサホテル大垣(旧ロワジールホテル大垣)3階
コンサート終了後、出演者を囲んでパーティ:参加費 3,900円
プログラム(予定)
フチーク:剣士の入場(雷鳴と稲妻)
ガルデル:我が懐かしのブエノスアイレス
ジョップリン:メイプルリーフラグ,ラグタイムダンス,エンターテイナー
J.シュトラウス2世:こうもり より ティクタクポルカ
ジョップリン:ベセナ
J.シュトラウス2世:皇帝円舞曲, 美しく青きドナウ
シューマン:ピアノ四重奏曲 変ホ長調 作品47 他
プロフィール
ドレスデンフィルハーモニー弦楽三重奏団は、1996年結成の国際的なオーケストラです。その卓越した演奏により、国際的文化都市としても知られるドレスデンの大使としての役割を果たしている。ベルリンなどドイツ国内だけでなくニューヨーク、ロンドン、ブエノスアイレス、南アフリカや日本など世界各地の都市で演奏活動を行っている。オラフ ベール ペーター ルーゼル、ゲーデ三重奏団、バーバラ ストイデなど、多くの室内楽奏者たちと共演活動も精力的である。最近では2011年、南アフリカのケープタウンにおけるケープクラシック音楽祭に招かれた。本楽団は、伝統的ザクセン派の弦楽音楽を重んじながら、新しい解釈を加え、室内楽奏団としても、独奏者としての立場もみごとに融合した演奏を完成している。
終了後の懇親会
演奏会終了後、すぐ隣の会場で立食パーティを開催します。演奏者と楽しく会話ができると思います。ご期待ください。
ドレスデン情報
ドレスデンは、ドイツ連邦共和国ザクセン州のエルベ川の谷間に位置している州都である。人口は約51万人(2008年)である。陶磁器の町として有名なマイセンまで約25kmで、エルベ川を通じて交流があった。
ドレスデンの音楽はザクセン侯宮廷の雰囲気を反映して、古くからイタリアの影響を受けている。シャイト・シュッツらはルター派典礼音楽にイタリア音楽の傾向を付け加えた。ミヒャエル・プレトリウスもしばらくドレスデンで活動した。ドレスデンは17世紀ドイツにおける音楽の中心地のひとつであった。モーツァルトもまたドレスデンで作品の初演を行っている。
街の雰囲気はやや古典的で、狭い路地が続く町並みには、中世的な雰囲気が漂い、レストランやバーが無数に存在し、週末は地元人達で賑わっている。美術・芸術家などの個展や、演奏会・音楽サロンが街のあちこちで毎週のように開かれ、地元人も芸術に関心が深く、文化・芸術が生活と密接に関わっている。
森鴎外は、1884年から約4年間のドイツ留学をした。彼は1885年10月11日から翌1886年の3月初旬まで、約5ヶ月間ドレスデンに滞在していたことがある。小説『文づかひ』はドレスデンを舞台にした作品である。
ゲーテは、ドレスデンがお気に入りであり、何度もこの地を訪れている。彼はエルベ川からみて旧市街地側の川に沿って続く小高い歩道を好んで散歩した。それは森鴎外が滞在するおよそ100年前のことであった。
2017-11-08
久志能幾研究所 小田泰仙 e-mail : yukio.oda.ii@go4.enjoy.ne.jp
HP: https://yukioodaii.wixsite.com/mysite
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