引き出物 白檀のお線香
お墓の開眼法要の宴席の引き出物として、松本明慶佛像彫刻美術館館長の小久保さんと相談をして、白檀のお線香を選定して皆さんにお贈りした。松本明慶工房で佛像を彫った時に出る削り屑で作られたお線香である。
今まででも、知人の訃報で香典を出せなかった時、このお線香を後供養として贈るときが多い。皆さんから喜ばれている。
佛が宿る木
お釈迦様は35歳で悟りを開かれた。お釈迦様が歩いてこられると、1里先からよい匂いがしてきてお釈迦様が来られるのが分かったという。インドでは白檀は佛が宿る木として尊重されており、最高の香木とされている。白檀はお釈迦様の香木とされている。
人の香り
私は、文書、声、姿、人相から伝わる香り、匂い、腐臭からその人物の評価をしている。直接、本人に会わなくても、その言動をみれば、おおよそ分かるものだ。目指す生き方として、己の言動から白檀のような良い香りを発散する人間になりたいと思っている。
図1 白檀のお線香 松本明慶工房製
2017-09-26
久志能幾研究所 小田泰仙 HP: https://yukioodaii.wixsite.com/mysite
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