墓改建開眼法要の色紙
2015年11月29日、自家の墓改建での開眼法要で、馬場恵峰先生をお招きした。その後の宴席のため恵峰先生が色紙を準備され、開眼法要の宴席で参列者に好きな色紙を選んでいただき進呈した。皆さんに喜んで頂けてよかった。
選ぶ言葉には人生への思いがある
色紙を選ぶのに、その人の人生観や考え方、想いが伝わってくる。「一時一心」の色紙をKさんが選ばれた。Kさんはその書が欲しいなと思っておられたが、私の親戚に遠慮して手を控えていたら、この色紙が残ってKさんの手に渡った。この言葉は仕事に思いをかけた念がある。選ぶべくして、行くべく人に選ばれた色紙である。
選んだ色紙を見るとその人の考え方が透けて見える。若い人は時間を大事にすべきで、「寸陰応惜」の色紙を選んだ。「笑門福来」は、本当に笑っているような「笑」の字が素晴らしい。「光明」の色紙は、姉妹の夫がシベリア抑留で戦死してその姉妹と残された子供を見守った親戚が入手した。
「迷わずあせらず胸張って」は、以前に、先生の講話に感銘を受けて、私が恵峰先生に揮毫していただいていたもの。今回の色紙とは別だが、気に入っているので掲載する。
これらの色紙の中には30年前の材料で、現在は入手不能の色紙もある。当日の色紙の一部を掲載します。
2017-09-30
久志能幾研究所 小田泰仙 HP: https://yukioodaii.wixsite.com/mysite
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