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2017年8月26日 (土)

インプラント 36(人相)

3.36 人相・しぐさ占い

  かかった歯科医院のデンタルガイドブック、新聞チラシに掲載された院長の写真を見ると異様な印象を受けた。腕を組んで斜めに構えてこちらを見据えている姿、異様な口の開き方をした表情の写真が掲載されている。腕を組む姿勢のボディーランゲージの意味は相手への「拒否」である。湾岸戦争の時、フセイン大統領が捕虜の英国少年に自国の「慈愛に満ちた」活動のPRのため話をしようとする姿を放映したが、少年はフセイン大統領に対して腕組をして、黙って拒否反応を示した。さすが大英帝国の末裔の少年だと全世界のマスコミが、ボディーランゲージの意味を解説して賞賛したのは、1990年頃のことである。

 斜めにこちらを見据えている視線も異様な感じを与える。私も会社案内書、会社決算報告書での社長の写真等で千枚枚以上のトップの写真を見てきたが、こんな視線のトップの写真は見たことがない。顎を少し上げ、見下したような視線が哀しい。姿勢もふんぞりかえっているような印象を受ける。

 口の開き方も、どんなメッセージがあるかは不明であるが、少なくとも笑みの口の開き方ではない。口の両サイドが下がり幾分下に反り返った口の形が不快感を与えておる。笑顔は口の両端が上がっているもの。写真を見る相手に「拒否」の姿勢でふんぞり返って、斜め上からの視線で、患者に何を伝えたいのか、疑問を与える写真である。

  

新聞のチラシでの違和感

 新聞のチラシにもこの院長写真が使われていたが、全体印象が異様である。さらに、その用紙がパチンコ店の広告より質の悪い紙で、極めて低俗な安っぽい印象を受け取った人に与えている。提供する紙の質も大きなメッセージを与えている。その前提として、歯科医院の広告を新聞チラシで行うこと自体、疑問を感じる。医療は特売するような商品ではない。そんなに儲けたいの? インプラント手術が医療行為ではなく、審美観治療と思えば納得はできる。

 

己の姿とは、己の積善積悪の証し

 人はいつも見られている。特に社長や上に立つ人と言われる人は衆人の注視の的である。その目を胡麻化そうと意識しても、自ずと己の全てが曝け出されてしまう。今まで数十年かけて育成してきた己の姿である。小手先での誤魔かしは効かない。今からでも遅くないので、自分を真摯に育成するしか、対応方法はない。

 

2017-08-26

久志能幾研究所 小田泰仙  HP: https://yukioodaii.wixsite.com/mysite

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