トヨタ式ダイエットで14kg減(3/7) 実践編(改定)
下記は、7ヶ月間の実践内容です。これは自分との戦い(management)です。しかし楽しい戦いであった。勝ち戦の場合であれば、なおさらである。
トヨタ生産方式ダイエット
・ダイエットを業務改革・治療と考える
組織が赤字経営になると業務改革、リストラをしなくてはならない。
体重増の請求書はどこかで清算せねばならない。請求書を不渡りにすれば、将来大きな利息(入院・手術・死)を払う必要があると考える。ダイエットを借金返済と考えると、ダイエットの辛さも我慢できる。ダイエットのための散歩を修行(千日回峰行)と思えばよい。
・毎朝夕体の体重計で記録、グラフ化する (視える化)
現状把握しなければ、対策案も出せない。(PDCAの基本)
そのグラフを机の目の前に、毎日更新して、掲示する。
そのグラフを見る回数に比例して体重は減る。
体重計に乗る回数が増えるほど、体重は減る。
・食べすぎない、小食にする(トヨタのカンバン方式)
大食いで消化吸収している間は、排泄機能が疎かになる。腹八分で排泄機能を活発化させ体を活性化する。機械の最高効率の条件で稼働すると、消費エネルギーが最小化される。
・棚卸し
過剰な在庫(体内脂肪)をチェック。在庫にも金利がかかる
・よく噛んで食べる(一口30回目標)(小食で満腹感)
咀嚼工程のサイクルタイムの平準化である。
・消費カロリーと摂取カロリーを管理(記録して視える化)
明確な原価計算とコストダウン
食べる量のカロリーを計算(食品別カロリーをエクセル表管理)
1日の運動量のカロリー計算とで過剰摂取カロリーを管理する。
歩行8,000歩で約260k㎈
腹筋運動(100~200回/日)(50~100k㎈)
毎日10分間入浴する。(40k㎈)
お風呂の時間管理。防水タイマーをお風呂に設置
シャワーだけの入浴はやめ。カロリー消費ができない。塩素の毒を避ける。
食品のカロリーはネットですぐ調べる。覚える。
外食も、カロリー表示のメニューのある店を選んで行く。
・自身の摂取カロリーと体重増減の関係を明確化する(SQC活動)
SQCツール(統計解析)で肥満の因果関係の明確化
・なぜなぜを5回繰り返し、体重増の真因を探る
・万歩計で1日8,000歩を管理(帰宅時、未達の時は家に入らない)。
生産計画に則った生産活動。目標生産数が未達なら、歩行の残業をする。
・歩数が未達時はその分、食事を減らす。(目標管理)
期の予算管理である。計画と実績(PDCA)
運動だけでは体重は減らない。
お役所のような予算管理で年度末に慌てて道路工事で使う行為はダメ。
1日の基準摂取カロリーの損益分岐点上にある100,200k㎈の積み重ねが体重増の原因。間食のちょっとしたお菓子は100~300k㎈。
・昼休み時の散歩
工夫と改善で毎日、VA活動
1,000歩ずつ、小分けに歩いて日に8,000歩を確保する。
・食事は、野菜や海草のおかず→ 魚介や肉料理→ 主食、の順で食べる。
モノづくりの工程を明確化する。食べるものが体を作る。
ものには順序がある。食べてから手を洗うようなことをしない。医食同源、
血糖値が上がりやすい食品を後から食べることで、糖化防止になり、後から食べる食品の糖や脂肪などの消化吸収を緩やかにできる。
・朝食はリンゴ、ニンジン、レモンの磨り下ろし(ビタミンの欠乏防止)
・大根おろしを常食(消化の促進、不要な老廃物の蓄積防止)
・野菜中心の食事で、卵は週5個、魚は週300グラム以内目標。
・豊田綱領 贅沢は禁止。質実剛健を旨とする。
卵、魚ともに高カロリーです。(卵1ヶ90k㎈、魚の塩焼き170k㎈)
タンパク質の過剰摂取も身体によくない。
・リバウンドしたら食事制限をして4日間で調整する。
生産の棚卸し、生産調整です。
食事をかけそばだけにするとか、摂取カロリーを1、2日だけ3割減くらいのカロリー制限をすれば、元に戻る。元に戻そうという意志とアクションが必要である。頑張っている姿を自分自身で確認する。絶食までは不要。
一週間のトータルの摂取カロリーで管理すると、リバウンドはあまり気にしなくても良い。リバウンドしても必ず、元の減少カーブに戻る。
絶食すると体重はすぐ減少するが、体の防御作用でリバウンドが大きく結局は非効率です。日々、少しずつの減量(脳と体を納得させて)がトータルでは効率な減量ができます。
・21時以降は食べない(不法労働禁止)
労働基準法の順守。臓器はあなたのために働く労働者です。夜遅く食べれば内臓臓器は、深夜勤務を強いられる。臓器は黙って働いてくれる佛様です。度が過ぎると病気という形で反乱を起こす。往々に手遅れの時がある。それは己体株式会社の社長のあなたの責任。率直な意見交換のできる労使関係を築くこと。常に己の体の変化を見つめよう。仏様のような臓器は、無茶を言わず黙って働いている。
・豊田綱領第5条 神仏を敬え
21時のシンデレラボーイになる。時間が来たら、食べ物とはさようなら、です。飲食は翌朝まで我慢です。寝るときに食べた物が胃の中の残っていると、インシュリンの働きで炭水化物もタンパク質も全て脂肪に変わってしまう。体は正直だ。夕食を食べた後、疲れてすぐ寝たことがあった。普通より少ない摂取カロリー(夕食645k㎈、1日で計1,350k㎈)であったのに、翌朝、てきめんに体重が増えていた。その日の増加分は、体脂肪量600g増,筋肉量100g増である。同じように自宅でお酒を飲んで、睡魔に襲われ3時間ほど寝てしまったことがあった。やはり、当日の摂取カロリーは少なくても、てきめんに翌朝、体重が増えていた。お相撲さんは太るため朝の猛稽古の後、沢山食べて、太るために寝る。疲れていても、我慢して通常の就寝時間まで起きていること。疲れたら、運動を兼ねて、散歩に出かけること。アドレナリンが分泌されて、疲れが取れる。どうしても食べたいなら、果物に。果物は30分で腸に達する。
仕事の関係で、遅く夕食を食べる時は、量を減らして軽くする。
・体の管理職として残業時間管理を。
土日はなるべく早い時間帯(17時~18時)に夕食を摂る。同じ量を食べても、翌朝の体重の減少効率が違う。
・感謝して食べる
食べ物は全て他の生物の命である。その命を食べないと我々は生きていけない。動物・畜生ではない人間なら、その命を感謝して食べること。食べる前に手を合わせれば、おのずと自制される。
・前工程は神様
その料理を作ってくれた料理人に感謝をして食べる。そのエネルギーで己の仕事で社会に還元をするつもりで食べれば、食べすぎはない。
・後工程はお客様
後工程(体の新陳代謝・お客様)を考えずに、必要以上に食べれば、過剰在庫になる。
・乾いた雑巾を絞る
ダイエットのモチベーションを維持する工夫をする。一日、一改善を
トヨタの日々改善活動。乾いた雑巾を絞れ。
絞り切っても、時間が経つと、無駄な湿気を吸って、また絞れる。
・冷蔵庫を大家族用の大容量型にする(視える化、整理整頓)
小さい冷蔵庫は、つい食料を詰め込みすぎて、奥に置かれた食品が賞味期限切れとなりがちだ。賞味期限まじかで慌てて、計画外に食べると太る。大きなスペースがあると、先入れ先出しが可能となる。在庫の食料の品質保証を。
・抗酸化作用の・週1で断食を(週末の夕食でけでよい)
断食をしても太ってしまう体質になっている。普通に生活すればカロリーオーバーである。腹八分目、六分目でよい。
・食べ放題のレストランに行く
食べ放題のお店で、目前の美味しいものの誘惑に負けず、食べなくても我慢できる訓練をする。
・カラフルな食品を食べる
トマトや小豆きやぶどうなどの濃色野菜はビタミンA,C,Eを含む
・お酒は週1、日本酒で
車社会では飲酒運転禁止です。
ビールやワイン、ブランデー、ウイスキーから日本酒に変える。
洋酒は、脂っこいつまみ類が合うので、つい摂取カロリーが多くなる。
日本酒のつまみは和食のおかずがよく合い、カロリーが抑えされる。
・お酒を飲んだら、ご飯、ラーメン類を取らない
お酒の後の炭水化物の取得が摂取カロリー過剰の原因。食べるなら食事を兼ねてお寿司等をつまみにして飲み、高カロリーのつまみを減らす。
・間食は1日に100k㎈以内を目標
間食は和菓子で。洋菓子は脂肪や砂糖が多く300k㎈以上となるので不可。
洋菓子の成分の動物性脂肪分は「毒」です。肥満の原因となる。
お菓子類は表示カロリーを確認して購入、食すること。
・清涼飲料水は禁止
缶コーヒを含めて高カロリーです。飲むならミネラルウォーターを。
野菜ジュース、100%還元ジュースも等も、原料を煮てあるから、ホンモノとは別の飲み物です。生の果物を摂ること。
・空腹時の甘いものは厳禁
甘いのもを食べるなら、食後にゆっくりと。空腹時に甘いものを摂ると血糖値が急上昇する。甘いものは食後に、ゆっくり食べることで糖化のリスクが減る。血糖値が高いと成長ホルモン分泌が抑制されるので、夕食後に甘いものは取らない。
・摂取する水の量を管理(1日1.5ℓを目標)。
水を治める者は国を治める。
便秘防止。水を毎食前に500cc飲み続けると、カロリーの燃焼率が30%増加する。
・便秘を管理(そのために摂取のする水量を管理)
不満分子・危険分子は社外追放、早期退職
・体温を毎朝記録(基礎代謝を上げるための指標)
・空腹時に運動する。
・牛どん、カレーのファーストフードは食べない
美味しいものにはワケがある。肥満への道をまっしぐら。
・回転寿司屋に行かない
鶏小屋の鶏のように、無条件に出された餌を食べるように躾られては、ダイエットは無理。
・料理のプロから学ぶ
2017-08-31
久志能幾研究所 小田泰仙 HP: https://yukioodaii.wixsite.com/mysite
著作権の関係で無断引用、無断転載を禁止します。
コメント