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2017年7月26日 (水)

インプラント 14(歯の性能)

3.12 QCD  歯の性能(噛む能力)  

インプラントの性能(噛む力)は正常の歯とほとんど同じである。ただし、それがいつまで持つかは、個人差が大きく、今回の調査では把握できなかった。これは歯科医が調査する事項である。正常の歯の噛む力を100とすると、各方法の差を下記に示す。

 正常の歯   100

 インプラント  90

 ブリッジ    60

 入れ歯     10  (某歯科医院のインプラント解説書による)

 上記は某医院提供のインプラント資料内の情報である。しかし、母校の元教師からの情報では、「入れ歯も馴染めば固いものも普通に噛めて問題ない」との体験談であった。「当初はたしかに固いものは噛めなかったが、時間が立てばその不具合はなくなった」とのこと(2012/11/5)。馴染む前に入れ歯を止めてしまうから、上記の数値になるのではないかと、上記の数値に疑問を感じた。

 テニス仲間の友人は入れ歯にしたが、ピーナッツのような固い食物が食べられないと、直ぐにインプラントを入れた。入れ歯が馴染むまでの期間を待てなかったのである。自分は歯科医ではないので、再調査が必要と感じている。

 

3.13 QCD  歯の性能(インプラントの寿命)

 インプラントは10年以上、人間の寿命まで持つとも言われるが、個人差が大きいのが現実のようである。インプラントが10年の寿命があっても、それを支える骨格は、年々変化していく。それの対応が必要である。肝心なのは、きちんと歯科医の定期的な点検が欠かせないこと。往々に6年くらいからインプラント周囲病になり、インプラントを外さねばならない事例が多くなるという。これは、インプラント学会でも、直せないというのが通説である。受診した歯科医からの説明書には、さらりと書いてあるだけで、どれだけ深刻な問題なのかの説明はない。

 

2017-07-26

久志能幾研究所 小田泰仙  HP: https://yukioodaii.wixsite.com/mysite

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