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2024年8月25日 (日)

延命地蔵尊の教え、毎朝のお勤め

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 童地蔵  松本明慶工房作

       後部は齢110歳の掛け時計(ドイツ製)。まだ動きます。正時の音も鳴ります。

 

 8月24日はお地蔵様の日である。当町内でも、地蔵尊祭りを執り行った。心配された雨も、地蔵尊祭りが終わってから降り、涼しい中で、執り行なえて良かった。

 住職様より、読経後の法話のお話しがあり、そこで延命の智慧をさずかった。

 多くの人は、高齢になるとボケ防止の取り組み、頭の体操や筆記、読書、喉の運動で老化防止に取り組むようになる。

 しかし、それよりも仏壇の前で、毎朝お勤めをした方が、効率的に老化防止の運動をすることになり、健康になるという。毎朝、早く起きて、ご飯を炊き、仏壇に供える。御線香に火を点ける。読経をする。それで字を読み、声を出し、火の取り扱いに気を使う。規則正しく、朝食を摂る。それでボケ防止、識字訓練、音読訓練ができる。それが長生きの秘訣だと法話で述べられた。

 

 一般的に僧侶は長生きである。それは毎日、読経をしているからだと言われる。声を出すことは、健康によい。

 声を出すため自然と腹式呼吸となる。 腹式呼吸をすることで副交感神経のスイッチが入り、自律神経のバランスを整えてくれる。それでリラックス効果がでて、精神的にも健康によい。

 

 これは現代医学的にも理に適っている。朝飯を抜くと、血糖値の乱高下が激しく、老化が促進されるという。だから仏壇にご飯を備えると、必然的に生活が規則正しくなる。血糖値スパイクがなくなる。血管寿命が延びる。

 声を出すことは、認知機能の維持に大変に良い。認知症は、規則正しい生活を無くすと、罹患しやすくなる。

 

2024-08-24  久志能幾研究所通信 2915号  小田泰仙

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