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2024年8月26日 (月)

欠陥住宅、モデルハウスに仏壇なし 

 

欠陥モデルハウス

 現在の住宅メーカのモデルハウスで、仏壇のある事例を見たことがない。モデルハウスでは、仏壇を置くスペースが全く考えられていない。間取りでそういう配慮がなされていない。そういう住宅は魂のない器である。仏壇のある家を想定しない住宅メーカは、日本文化の破壊者だ。結果として日本人の寿命を短くする。子どもの成長期に、人格形成を阻害する。そんなハウスメーカは国賊者だ。

 

日本人の健康

 多くの人は、高齢になるとボケ防止の取り組み、頭の体操や筆記、読書、喉の運動で老化防止に取り組むようになる。

 しかし、それよりも仏壇の前で、毎朝お勤めをすれば、老化防止をすることになり、健康になる。毎朝、早く起きて、ご飯を炊き、仏壇に供える。御線香に火を点ける。読経をする。それで字を読み、声を出し、火の取り扱いに気を使う。規則正しく、朝食を摂る。それでボケ防止、識字訓練、音読訓練ができる。それが長生きの秘訣である。それがご先祖への感謝である。

 声を出すため自然と腹式呼吸となることで副交感神経のスイッチが入り、自律神経のバランスが整う。それでリラックス効果がでて、健康によい。

 朝飯を抜くと、血糖値の乱高下が激しく、老化が促進される。だから毎朝、仏壇にご飯を供えると、必然的に生活が規則正しくなる。血糖値スパイクがなくなり血管寿命が延びる。

 声を出すことは、認知機能の維持に大変に良い。認知症は、不規則な生活で、罹患しやすくなる。

 

子どもへの教育

 その親の後ろ姿が子供達への教育である。子供は言う通りにはならない。親がやった通りの人間になる。仏壇や神棚のある家では、子供が親の後姿を見て、不良の子供が出てくる確率が減るようだ。

 

住まい

 墓は、魂の住まいである。墓は遺骨を土に還す装置である。人は土から生まれて、土に還る。墓参りで手を合わせるのは、日本人なら自然な姿である。

 生きている間の住まいは、人を人間に、そして人間を日本人に育てる器である。そして魂を育てる器である。仏壇は、ご先祖の魂を祀る社である。それが機能しない住まいは、日本の住まいではない。親の仏壇前のお勤めの姿を見ないで育った子供は日本人に育たない。

 

ユダヤ人の成功

 ユダヤ人は貧乏な頃からでも、収入の5%を寄付している。自分は豊かであるとして、教会へ寄付である。寄付をしないと自分は貧乏であると自己洗脳となってしまう。ユダヤ人は寄付することで、自分は豊かであると自己暗示をして、成功者になれた。

 世界で最も裕福な企業家の中で、ユダヤ人が占める割合は50%である。 また、米国の億万長者ではユダヤ人が30%、フォーブスの米国長者番付の上位40名中、ユダヤ人は18名である。

 ユダヤ人は神を信じて、貧乏なときからでも寄付をしてきた。それが成功者が多い理由である。

 

 目に見えない力(ご先祖の力、神、創造主)を信じるか、そうでないかで運命が変わる。それはユダヤ人の例でも分かるように、日本でもご先祖や霊魂を大事にしている家は繁栄している。その伝統を、拝金至上主義のハウスメーカは無視をしている。

 仏壇のある家を作ろう。

 

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2024-08-26  久志能幾研究所通信 2920号  小田泰仙

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