ガン予防、おかしな御禁制品、砂糖を我慢
戦後、がんは5倍、糖尿病は50倍に増えて、医療費が5倍に激増している。医療費が5倍に増えたので、病人が5分の一になるならまだしも、それが逆に5倍に激増している。それを「よしりん教」の教祖、吉川敏明医師は「食の危険性」で警鐘を鳴らしている。その一つが砂糖の過剰摂取である。
日本敗戦
日本では、特に敗戦後、GHQの命令で、小麦、砂糖、乳製品、植物油の消費が激増した。その結果、病気が激増した。
2000年前に生れた砂糖は、当時、極貴重品でローマ皇帝しか口に出来なかった。それから1800年経った江戸時代でも、砂糖は特権階級しか入手できなかった。砂糖は一般庶民には縁のないご禁制の嗜好品であった。沖縄のサトウキビから作られる砂糖は、特別管轄品で、清国への輸出品であった。
それが現代では、テレビで砂糖の入ったお菓子が大氾濫である。同時に病気も氾濫した。
清国崩壊
歴史では、英国は植民地支配を目指して清国にアヘンを輸出した。日本は金儲けで清国に砂糖を輸出した。結果、清国は滅んだ。それは歴史上の事実である。それをどう解釈するかは、自由である。
There is no fact, only interpretations.
事実はない。解釈の違いがあるだけ。 ニーチェ
日本崩壊
戦後、がんは5倍、糖尿病は50倍に増えて、医療費が5倍に激増している。現代は、拝金主義者、売国奴が日本をガン、糖尿病等で病気に誘導する食品を食べさせて、国の衰退に追い込んでいる。拝金主義者こそが癌細胞である。
砂糖消費量の変化
江戸時代の人口は約3,400万人で、現代の人口は約1億2千万人。
江戸時代、オランダ船による砂糖の輸入のピークは宝暦9年(1759)の約1375トンであった(出島オランダ商館の帳簿による)。オランダ船による砂糖の輸入は、年間500トン~1000トンで、唐船による輸入をあわせると1500トン~2000トンであった。
令和3年度(10月~翌9月)の砂糖の消費量は、175万6000トンである(前年度比0.6%増)。
以上から計算すると、日本人一人当たりの砂糖消費量は、
江戸時代 0.059㎏/人
現代 146.000㎏/人
つまり現代人は江戸時代の2470倍の砂糖を摂っている。それも年々増加傾向である。
麻薬並み、米国崩壊
WHОによれば、砂糖は麻薬より依存性が高い。アメリカ人は甘いものが大好きである。だからニューヨーク市では幼児、青少年への砂糖入りの飲料水を法的に規制している。しかし日本はノー管理である。その結果は、米国では肥満が増え、日本はがんが激増した。アメリカ成人の肥満の人の割合は35.7%で、世界一である。
自分という王国を防衛
だから私は自主規制で、完全な「おかしな食べ物」である「お菓子」を我慢している。つまり砂糖を摂らない。もう2か月ほど、完全な砂糖絶ちをしている。以前は、もらい物は別腹とか言って、食べていたが、それも止めた。
同時に小麦、乳製品、植物油を止めた。現在、体調はよい。
私は二度とがんになりたくない。
2024-07-24 久志能幾研究所通信 2887号 小田泰仙
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