誤医を避け、五医で悟医して、健康で長生き
「医」を正しく悟れば、医療を盲信することはなくなる。医者にも良医もいれば、毒医も存在する。「自分の身(城)は自分で守れ」、それがトヨタ生産システムの鉄則である。正しい材料(食品)で正しく生産(生活)すれば、不良品(病気)の発生を防げる。整理整頓清潔清掃を徹底して、トヨタは世界のトヨタになった。その手法を自分の体に応用すれば、健康で長生きが出来る。健康とは、体と心の健やかさを言う。
「医」の語源
意義[編集]
会意兼形声文字です(殹+酉)。「エイッというおまじないの声を示す擬声語(隠す箱・矢・木のつえを持つ象形)」と「酒器の象形」から、薬草酒等を使って「病気を治す人」を意味する「医」という漢字が成り立ちました。
※「医」は、「醫」の略字です。
https://okjiten.jp/kanji450.html
「 漢字/漢和/語源辞典」より引用
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五医
安岡正篤師は、健康を維持するための医術を「五医自療法」として定義している。
一、少欲医惑 欲を少なくして惑いを医(いや)す
二、静坐医躁 静坐をして躁(がさつさ)をいやす
三、省事医忙 事を省いて忙をいやす
四、択友医迂 友をえらんで迂(にぶさ)をいやす
五、読書医俗 書を読んで俗をいやす
『慶山書』 安岡 正篤
五医とは、現代風に言えば、トヨタ生産システムの体の5S(整理整頓清潔清掃)である。
食べ過ぎは、在庫を無視した過剰生産である。それがミトコンドリアや免疫酵素の働きすぎで、それが老化につながる。
またジャンクフードや添加物まみれの不良材料を体の製造に使えば、老化の速度が倍増する。病気にもなるのが自然の理である。
ミトコンドリアは細胞の中にある小器官で、栄養素と酵素をもとに臓器を動かすエネルギーを作る。80 歳の時のミトコンドリアの機能は40歳の時の半分になっている。
筋肉は1年に1%減少していく。若い時の筋肉は、古希を迎えれば、最高値の半分になっている。それは免疫酵素の減少量に比例する。だから還暦を超えるとがんの罹患が激増する。
特に健康に留意せず、怠慢に過ごせば、病気(がん、糖尿病、脳梗塞、心筋梗塞)等の病気が頻発する。加齢とともに日々、免疫力、筋力、気力が減少していく。それに反比例して、ガン等の病魔の力が増している。まるで中国軍事力の激増と日本の防衛力の微増の関係によく似ている。
がさつさは、食事や生活の乱れとなる。忙しすぎると、ストレスが増え、ミトコンドリア機能を低下させ、老化が加速する。
悪友と交わると、悪食の付き合い、飽食の弊害、酒の害が増える。それを防ぐため健康を考える友を選ぼう。朱に交われば赤くなる。病気にもなる。
医学の情報こそ、良薬である。私もがんになったが、本を読み漁って、真の情報を得た。
誤医にかかると殺される。父は切ることが大好きな医師の係り、85歳で胃の全摘手術を受けた。手術は成功した。しかし1年後、亡くなった。
私は高血圧症で20年間、降圧剤を飲まされ続けた。そのため白内障、網膜剥離、網膜静脈閉塞症、がんにかかった。真島消化器クリニックの真島院長の食事療法指導で、高血圧が治った。降圧剤は対処療法である。それでは一生病気は治らない。病気の真因を見付けないと、病気は治らない。
誤医
- 対処療法しかしない医師 (元を断たなきゃ、病気は治らない)
- 切ることだけが好きな医師 (治療と医事行為は別)
- 検査ばかりで、PC画面だけを見て患者を観ない医師
- 金儲けが優先の医師 (医は算術)
- 薬投与大好き医師 (薬は基本的に毒物)
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023-06-23 久志能幾研究所通信 2707号 小田泰仙
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