♪「ありがとう 大垣 ~私の故郷~」に感激
2023年5月6日、スイトピアセンタで「デジマックス&ナニワの100周年フェスティバル」が開催された。会場の文化ホールの定員589席が満席になるほど大賑わいである。私はそこで歌われた「ありがとう 大垣~私の故郷」に感銘を受けた。その歌を県会議員伊藤秀光氏が歌われ、鈴加桂子さんのショータイムで熱唱された。
恥ずかしながら、私はこの歌を初めて聞いた。聞けば2019年に発売されてからその筋では有名な歌のようだ。
鈴加桂子さんと伊藤秀光氏
鈴加桂子さん
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官製「おおがきの歌」
2018年に大垣市は市制100周年を記念して、制作を進めてきた「おおがきの歌」を披露した。7月7日に、完成披露コンサートが総合福祉会館で開かれた。しかし、この歌は発表直前に前市長からいちゃもんが付けられ発表が延期となった曰く付きの歌となった。それで4月発表予定が7月7日に延期となった。音楽のド素人がプロの著名な音楽家にクレームを付けるなど、大垣の品性を疑われる恥さらしな事件である。私のピアノの先生もかなり批判的であった。歌の歌詞は人工的な作詞で色気のなく、無機質な歌のような感じを受ける。まるで言葉遊びのようで、血の通っていない歌詞である。そのため最近はこの歌が聞こえる機会が滅多にないのは必然的な結果と思う。
「おおがきの歌」は50年前に優等生であった市長が肝いりで作らせたお作文の歌詞である。だから市民はついてこない。大垣行政のやることが一事が万事だから、結果として大垣市は没落した。官製の大垣の歌で言う「大垣は日本のど真ん中である」ことが、大垣市としてどうなのだ。そんなことは育ててくれた故郷には関係ない。
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関連ブログ 2018年11月12日 (月)
「おおがきの歌」は経済的音痴
小川敏市長は、大垣市制100周年記念事業で「おおがきの歌」を作らせたが、内容が私の目から見てお粗末である。「おおがきの歌」を作るより、大垣市民憲章の見直しが急務である。
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「ありがとう 大垣~私の故郷」
それに比べて「ありがとう 大垣~私の故郷」は、自分の故郷としての思い出が沸き起こる。この歌は大垣で生まれて育った人が、故郷を思い出して作った歌である。さあ頑張ろうという気にさせてくれる。私は大垣再興のためにがんばろうという気にさせられた。今回、特に鈴加桂子さん自身が歌われてその感を強くした。芸術作品は権力やかけたお金では支配されない。大衆が感じたままの世界である。忖度の無い実力の世界なのだ。
今回、デジマックス&ナニワの100周年フェスティバルに招待されて嬉しかった。この機会に写真を1000枚弱撮りまくった。
ありがとう 大垣 ~私の故郷~
発売日 2019年07月24日
作詞 高山ひでお
作曲 高山ひでお
伊吹の峰に 父親(ちち)偲び
揖斐川(いび)の流れに 母親(はは)思う
空見上げれば 歌があり
夢追いかけて 生きてきた
地図も持たない 人生(たび)景色
ありがとう大垣 私の故郷(ふるさと)
折々に伊吹を見ては冬ごもり【芭蕉】
祭りのやまの 笛の音(ね)に
心踊った 遠い日々
初恋の人 幸せか
今も元気で いるだろか
水の都に 季節(とき)めぐり
ありがとう大垣 私の故郷
水門川(すいもんがわ)の 舟下り
戦火(いくさ)逃(のが)れし たらい舟
今宵灯(ひ)ともす 住吉灯台(とうだい)よ
大垣城に 桜舞う
未来(あす)を夢見る この街で
ありがとう大垣 私の故郷
歌 鈴加桂子
大垣の歌 「これまでからこれからへ」
作詞 谷川俊太郎
日本の真ん中おおがきの
大地のしたから湧く水は
昔を今にむすぶ水
清らかに人をうるおし
これまでからこちらへ
いのちのびのび大垣!
日本のおへそおおがきに
終わり始まるこの道は東と西をつなぐ道
いきいきと人は行き
これまでからこれからへ
未来をワクワク大垣!
2023-05-08 久志能幾研究所通信 2681 小田泰仙
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