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2023年2月22日 (水)

裏切りの安全神話 がんリスク、和菓子の添加物

 

 長寿も健康も幸せも一足飛びには獲得できない。「健康を維持して幸せになるためには、それの破壊要素を避けるのが、一番の近道である。」その考えは、「金を稼ぐより、無駄遣いを止めるのが、金持ちになるための一番の近道である」と同じである。

 この40年間で日本の医療費は、4倍の43兆円を超えるまでに激増し、がん患者は4倍に激増した。日本人の2人に一人が、がんになる状況だ。私もそれを踏まえ、食品を注意して選んで暮らしてきた。だから、その安全神話を信じていた。しかし還暦後にがんになった。

 その現実を見つめ、現地現物で、何故なぜを5回繰り返し、真因をさがすのがトヨタ教の信者である。そして命と時間経緯を視るのが、命を考える哲学者である。お釈迦様が説かれるのは、命(己の存在)の存在の尊さである。だからお釈迦様は、「怠らず、精進せよ」と説かれる。

 添加物だらけの「美味しい」毒物を食らうのは、精進とは真逆の生活である。仏様の教えに反する行為だ。甘い添加物で依存症にもされてしまう。新興宗教狂団風に言えば、「人工甘味料を食べれば、無間地獄に堕ちるぞ」と脅されると同じである。

 

久志能幾研究所通信: 人工甘味料は腸内環境を破壊するヤクブツ

yukioodaii.blog.enjoy.jp/blog/2023/02/post-fe13.html

 

 『週刊新潮 2022.6.9号』によれば、

人工甘味料の摂取量の多い人は、がんのリスクが13%増、乳がんが22%増

という論文をフランス第13大学が発表した。同様の論文がイタリア研究機関でも発表された。

 

毒物の賞味

 私は添加物まみれのケーキ等の洋菓子は食べない。食べるのはお饅頭系の和菓子である。いつも、添加物の少ない「おはぎ」や「最中」等を食べている。その和菓子「おはぎ」で騙されていた。その「おはぎ」には人工甘味料のトレハロースと食品添加物のグリシン、乳化剤が入っていた。今まで私は、駅前大規模小売店舗で売られている馴染み店製造の「おはぎ」を、「安全だと信じて」購入し、頻繁に食べていた。

 久留米市の真島院長(真島消化器クリニック)に人工甘味料の摂取を禁止され、「おはぎ」の裏面に記載されて添加物リストを、注意して見ていて気が付いた。今まで完全に見落としである。

 和菓子だから安全だと信じて、裏切られた思いである。

 人工甘味料は発癌性もあり、食品添加物は整腸作用、静菌作用があり、腸内環境を破壊する。それが自己免疫力を低下させ、今のコロナ禍のおり、命に係わる問題となる恐れがある。ワクチンよりも、自己免疫力の向上が、最大のコロナ菌対策である。それががんを防ぎ、脳梗塞、心筋梗塞等の血管障害を防ぐ。

 

グリシンを食品添加物としての利用

 グリシンには淡泊な甘みがあり、うま味成分としておにぎり、総菜、お菓子、清涼飲料、冷凍食品などに使用されている。

 しかしグリシンには、静菌作用もあり、食品を日持ちさせる防腐剤としての効果があるため、お弁当や加工食品などでも頻繁に使用されている。

 静菌作用、防腐作用とは、ヤクブツで腸内の善玉菌を殺す、である。

 グリシンは、もともと体内で合成されるアミノ酸であるため、グリシン自体に健康を損なう毒性はない。厚生労働省もグリシン自体に、人の健康を損なう恐れはないとしている。

 しかしグリシンを過剰摂取(4g以上)すると、吐き気、下痢、嘔吐などの消化器症状や呼吸障害等の発症報告がある。また、ラットにグリシンを投与したところ、ラットが死亡したという実験結果がある。死亡したラットに投与されたグリシンの量は、推奨量の30倍である。通常、食事や加工食品から摂取しているグリシンの量で、死に至ることはないとされる。

 しかし妊娠中や授乳中の方、子供さんには要注意である。妊娠中や授乳中の方、子供さんへの安全性は未確立だ。グリシンのサプリメントによる安易な摂取は過剰摂取になる危険性が高い。さらに、グリシン配合サプリメントを統合失調治療薬「クロザピン」と併用すると、クロザピンの効果を弱めるし、他の薬でも併用することで、予想外の副作用の恐れがある。

グリシンには、どんな効果があるの?副作用はないの? - 【心療内科医監修】睡眠・メンタルの情報サイト|サンヘルス (sunh.com)

https://www.sunh.com/sleeping-supplement/glycine_effect/

 

人工甘味料「トレハロース」

  「トレハロース」は安全だと信じられて多く使われている。しかし最近、「トレハロース」が危険との論文が英国で発表され注目されている。

 英誌がリスク指摘 食品添加物トレハロースは本当に安全か

 「トレハロースは、シイタケなどのキノコ類にも入っている天然の糖質です。食品添加物としてはイモやトウモロコシなどのでんぷんに酵素を加えて生成し、パンやご飯、お菓子、肉、魚の加工品などに入れます。甘味料だけでなく、保存料としての役割もある。その一方で、腸の中では菌の栄養になり、食中毒を引き起こすとみられます」

英誌がリスク指摘 食品添加物トレハロースは本当に安全か|日刊ゲンダイDIGITAL (nikkan-gendai.com)

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/221758/2

 

乳化剤

 乳化剤は種類が多く、あらゆる加工食品に使用されている。その実体は洗剤の界面活性剤と同じ成分である。これほど有害であっても、害は業界によって隠されている。みんなで口裏を合わせている。

  乳化剤は体内に入ると、強力な界面活性作用を保ち続けたまま内臓に残留する。そして内臓を破壊し、妊娠率を低下させ、催奇形成など計り知れない 危険を人体に及ぼす。

 また合成洗剤は分解すると「環境ホルモン」の 一種ノニルフェノールを作るとされている。あらゆる洗剤、歯磨き剤、化粧品、保湿クリームにも入っている。

 

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2023-02-22  久志能幾研究所通信 2622  小田泰仙

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