不用品引取り魔巣教団、お布施として詐取、泥棒下見
市内を拡声器で「不用品を引き取ります」と流す業者に騙されないこと。そういう業者は、それにかこつけて家の中を物色し、泥棒に入る機会を窺っていることが多い。
工業ミシンも引き取ります
知人が「不用品引き取ります。工業ミシンも引き取ります」との行商トラックの拡声器の宣伝に誘われて家に呼び入れたら、なんだかなんだと因縁を言われて工業ミシンの引き取りを断られた。その上で「他に不要な指輪などはないか」と言われ、金の指輪を出したら、2万円程で引き取って行ったという。
後でネットで取引価格を調べたら10万円で売れる品物であったようだ。かように軽トラで回ってくる「不用品引き取ります」行商人は危ない。その者達は近隣の外国人が多く、泥棒に変身する恐れがある。
モノの命
モノにも魂が籠っている。モノにも生老病死がある。生まれたモノには、作った技術者の血と汗の匂いが籠っている。その魂を葬るときは、正しい手順で感謝して終末処理をしてあげるべきだ。そのモノが自分の人生を助けてくれたのだ。もしそれを処分する時は、きちんと魂にお礼を言って処分に出すことだ。それを怪しい業者に託すと、モノの魂の祟りで禍が己に降りかかる。
先日のブログ(「セコムしてますか? 否、セコいことは止めた!」)で書いた家の塀の撤去も、菩提寺の住職にお祓いをしてもらってから実施した。
自宅には、父が内職で使っていた足踏み工業用ミシン(80年程前の製造)を大事に保管してある。両親は、そのミシンで稼いだカネで私を育ててくれたのだ。粗末にはできない。もしそれを処分する時は、僧侶に魂抜きの儀式をしてから処分に出すことになるだろう。多分それは私の死後である。
危機管理
怪しいと疑われる賊菌は、自宅に入れないこと。浮遊している賊菌の呼びかけに応じない事。新型コロナウイルス対策と同じである。君子危うきを呼び込まず。
父が使っていた工業用ミシン
2022-12-10 久志能幾研究所通信 2564 小田泰仙
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