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2022年10月26日 (水)

108歳を目標(4/12) 良食生活、ノーパン生活

禁酒禁煙禁油禁揚禁糖禁燐禁粗禁座禁慢

 

禁酒

 禁酒禁煙は長寿の絶対条件である。私は酒飲みやタバコを吸う輩に、「それしか楽しみはないのか?」と言いたい。

 「酒は百薬の長」は平均寿命50歳の時代の昔話だ。

 「酒は百厄の兆」が人生100年時代の新格言である。酒は少量でも発がん物質となる。先に英国の学会でその研究論文が発表された。

 食品は胃の中で栄養として消化されるが、アルコールは薬物と同じプロセスで肝臓で分解されないと、体外に排出されない。要は毒である。その分、肝臓に負担をかける。WHОの見解では、酒は麻薬と同じ薬物に分類される。毎晩、薬物パーティーとして酒を飲んでいては、長生きなどできない。

 酒を飲んでグダグダと何回も同じ愚痴を言うのは、時間(命)の最大の無駄遣いである。酩酊した頭で何を広言しても、無為である。その愚痴を聞かされる方も、殺時間事件に巻き込まれ、大事な人生時間が失われていく。

 私は5年前から完全禁酒である。

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禁煙 

 喫煙は、本人よりも副流煙で奥さんの乳がんの確率を倍増させる。妻を亡くした夫は早死にである。タバコを吸う本人は、タバコのフィルターで毒素を少なくしているが、高温で熱せられて出てきた副縁流に含まれる発がん物質が奥さんを襲う。夫も息子も喫煙者なら、奥さんには地獄の環境である。肉親の命を脅かしては、己も長生きなどできない。

 

 岐阜大学の和田恵子氏らは、1992年9月から2008年3月まで、35歳以上の女性1万5,719人を追跡した。乳がん発症率は、主に地域の集団ベースのがん登録で確認した。喫煙状況などのライフスタイルは自記式質問票で、またアルコール消費量は食物摂取頻度調査票(FFQ)で評価した。

 非喫煙者の女性については、夫も非喫煙者である女性に比べ、1日21本以上喫煙している夫を持つ女性の乳がんリスクは1.98倍(95%CI:1.03?3.84)であった。(Cancer science誌オンライン版2015年1月23日号)

 

禁油

 現代の病気の多くが油や揚げ物の取り過ぎが原因で、血管内部にプラークが溜まり、それが高血圧、糖尿病、眼の病気、認知症、そして癌の発生要因となる。

 血管内部にプラークが溜まると、血流がスムースに流れず、血液中の免疫酵素も末端の毛細血管まで行かなくなる。そのため体の自律神経の作用で高血圧になるが、それを降圧剤で下げるから病気が起きる。医師は対処療法で降圧剤を処方するが、それで病気が増加する。降圧剤は、医師にとって処方が簡単で、かつ儲かるのでやめられない、止まらない。だから税収は60兆円しかないのに、日本の医療費総額が43兆円を超える状況となる。医は銭術である

 現代の和食店に行くと、天ぷらや揚げ物が必ずついてくる。そば屋でも同じだ。それだけ油が安易に使われている。揚げれば、食中毒を防げて、また味を胡麻化せるからだ。

 高血圧治療中の私は、脂分はドクターストップである。食事療法の甲斐があり、約2年で高血圧症が治った。

 

禁糖

 糖分は人間に禁断の麻薬である。糖の依存症は麻薬より強い。それが肥満につながり、早死コースである。肥満こそ万病の元である。

 私は清涼飲料水を絶対に飲まない。清涼飲料水は砂糖の塊である。清涼飲料水一本で、角砂糖10~16個分相当の糖分が入っている。炭酸は苦みを感じるため、それを補う形で多くの砂糖が使われている。それが肥満と糖尿病の遠因となる。

 

禁燐

 成分の取り過ぎは、腎臓を傷めて、寿命を短くする。腎臓の働きが寿命を決める。には有機と無機がある。

  無機は、ハムやベーコン、練り物、プロセスチーズ、インスタント麺、缶詰、ファストフードなどの加工食品に食品添加物として使われている。無機は有機に比べて、腸から吸収されやすく、血液中のの濃度(血清濃度)を上昇させやすい。そのため、無機が多く入っている怖れのある食品添加物入り加工食品は避けた方がよい。

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禁粗

 栄養素がないジャンクフード(粗末な食事)を取れば、長生きはできまい。ジャンクフードは工業製品で命がない食材だ。命がない食材を食べても、命は永らえない。私はポテトチップス、コーラ、ハンバーガー等は食べない。

 私はカップラーメンも絶対に食べない。若いころ胆石の手術をしてから、カップラーメンを食べると必ず下痢をする。カップラーメンには人間の消化に悪い油が使われているようだ。

 

禁座

 座り過ぎはタバコを吸うと同じくらい体に悪い。1日に座っている時間が4時間未満の成人と比べ、1日に11時間以上座っている人は、死亡リスクが40%も高まると言われる。「座り過ぎは世界で年間200万人の死因になる」という発表(2011年、WHO)もある。喫煙は世界で500万人以上、飲酒は300万人以上の死因である(WHO)。“座りすぎ”も喫煙や飲酒と同じように健康リスクを脅かす。

 

禁慢

 人間の体は繊細な精密機械である。慢心して食べたいものを無防備に食べれば、「毒」に当たる。それでは短命である。慢心こそ長寿の敵である。

 

ノーパン生活

 小麦に含まれるグルテンが細胞を攻撃する。世の中にはグルテンが合わない人が多数いる。だからグルテンフリーの食材が販売されている。

 私もパンを食べるとなにかお腹が張ったようになることが多かった。この事実を知ってから、パンを食べるのを控えている。ノーパン生活である。

 私もパンは好きである。しかし美味しいものには毒があるのだ。

 

狂った食生活を避ける

 これを食べれば長寿になると言う魔法の食材はない。危機管理として出来ることは、寿命を短くする危険性のある食材を出来るだけ摂らないようにするしかない。

 

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 馬場恵峰書

 

2022-10-26  久志能幾研究所通信 2525  小田泰仙

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