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2022年4月 7日 (木)

大垣市長の大嘘と騙し 「継承と挑戦」で市民を騙し、夢を砕く

 

 大垣市長の石田仁は、「継承と挑戦」というスローガンで市民を騙して、ゴミ有料化で各家庭で年間5千円の増税を謀った。「継承」とは前市長の何もしない無為無策市政の「継続」である。大垣市民を没落市民に陥れ、「挑戦」という政治用語で何もしないことを胡麻化している。

 今、大垣市に必要なことは、破壊と再構築・創造である。旧態依然たる考えを破棄し、新しい時代にあった街の姿につくり直さねばならぬ。それは昔の考えの政治家や、昔のしがらみに囚われた政治家には無理である。

 

 このままでは、大垣の没落トレンドは「継承」である。これは市長が、言葉でどれだけ大垣市民を騙せるかの「挑戦」である。

 大垣市民さん、早く目を覚まそう。

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騙しの広報

 大垣市の広報4月1日号で、大々的に「新年度の予算など可決」と公示して、その下に小さく「条令関係」と廃棄物関係の手数料改定とさりげなく書いている。どこにも市民の負担が増えるとは書いていない。都合の悪いことを書かないのは、詐欺と同じで騙しである。

 しかしこれはゴミの有料化法案が可決され、各家庭でゴミ回収券が年間5千円の負担増となる。つまり増税である。岐阜市は、ごみ回収券が無料なのだ。

 なおかつ大垣市は、その件で経費が増えるわけではない。ゴミ回収の人件費も経費も今まで通りである。純増になる増税である。

 この広報が示すように、石田政権は実に姑息なやり方で増税をしてしまった。何が継承と挑戦なのか。

 これは現市役所の無駄遣いの穴埋めとしか思えない。そうなんだ、今の新市庁舎は無駄なITや無駄な警備員等で無駄ばかりである。ただでさえ、大垣新市庁舎は岐阜市より2割も豪華で、県下一豪華な市庁舎なのだ。金もかかるのだ。その負担をゴミ袋有料化で胡麻化そうとしているようだ。

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2023年1月よりの実施事項

 燃えるゴミ回収袋 50円/一袋 45ℓ

 燃えないゴミ回収袋 50円/一袋 45ℓ これも有料となる

 家庭の年間費用  50週×2回×50円=5,000円/年

  大垣市の増収 5,000円×68,000世帯=約3億4千万円

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 ゴミ袋はスーパーやコンビニで買えと市役所は言う。
 

大垣没落政策の継承

 前市長小川敏の無為無策で大垣は没落し、公示地価がこの20年間で半値以下に暴落した。その分、大垣市民の財産が目減りしたのだ。

 大垣駅前商店街は全体の60%が店を閉めた。現在は20年前の20%しか店が開いていない。人も歩かない幽霊通りである。

 石田仁市長は、その大垣市没落政策を「継承」するとの宣言である。

 挑戦というが、計画された内容を見ると、大垣が発展するとは思えない政策ばかりである。政治用語で「善処します」と同じで「挑戦」とは何もやらないことなのだ。

 政治は結果が全てである。実績を示して、挑戦の具体的数値目標と達成期限を宣言してこそ、「挑戦」である。今回の「新年度の予算」には、そんな気配はどこにもない。

 

大嘘「安心できるまちづくり」

 「有料指定ごみ袋制度推進事業」が何故「安心できるまちづくり」の目玉になあるのか。各家庭で年間5千円の負担増である。大垣市全体で、6万8千世帯として3億4千万円の増収である。その分、大垣市民は貧乏になる。それでは安心できる街ではなくなる。

 大垣市より財政が豊かでない岐阜市は、ゴミの有料化はしない。

 

大嘘「楽しく子育てができるまちづくり」

 母子家庭で、ゴミ有料化になれば、年間5千円の負担増は厳しいものがある。それを平気で「楽しく子育てができるまちづくり」と宣言する神経が疑われる。

 大垣市は、児童生徒一人当たりの教育費が県下最低である。それでどうして、

「楽しく子育てができるまちづくり」ができるのか。

 数年前の猛暑の折、豊田市で児童が熱射病で死亡した。その時、問題になった小中学校のエアコン設備率が、大垣市は2,1%で県下最低であった。そんな恥さらしな記録を作った大垣市である。他市ではほとんど100%の設備率であったのに。

 現在でも、学校の学習プリント代を生徒から徴収している有様である。県内の他市では、そんな学習プリント代は無料である。

 小川敏肝いりの「元気ハツラツ市行事」では児童生徒を炎天下36度のコンクリート演台上で強制的に踊らせていたではないか。児童虐待である。

何が子育て日本一を目指すんだ! ふざけるな。

 

大嘘「元気あるまちづくり」

 現在、過去20年間の小川敏政権時代に、大垣駅前商店街の60%がシャッターを下ろした。大垣駅前商店街は大垣の顔である。その顔が醜くなっている。美人コンテストでも顔が勝負である。シャッターの下りたお店ばかりの大垣駅前商店街を歩いても楽しくない。楽しくない街の公示地価が上がるわけもなく、発展するわけもない。商売人も設備投資をするはずがない。悪魔のスパイラル降下である。

 それらを何とかしないと、公示地価も大垣の景気も上がらない。しかし、新年度予算項目に、それに対しての対策は全くない。だれが見ても元気ある街になる計画ではない。すべて頓珍漢なプロジェクトばかりで、汚役人の汚作文で、利権業者の当て金としか思えない。

 

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 これでは次回の市長選挙で、新しい市長に期待するしかない。

 

 

 

2022-04-07  久志能幾研究所通信 2355号  小田泰仙

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