私の堕落 石油ストーブの暖かさに負ける
先に南海トラフ巨大地震対策として、非常時用に石油ストーブを買った。その使用は朝の寒い時だけのつもりであったが、石油ストーブが、超アッタカく、この極寒期の冬はつけっぱなしになってしまった。何という堕落か、自身を呆れている。
そこで、各暖房機の熱効率について、冷静に確認のため比較をした。結論はエアコンがベストである。しかし絶対的な熱量の放射のメリットで、石油ストーブは捨てがたい、である。
1円あたりの熱量は(概算で)、
電気ストーブ 35 kcal
都市ガスストーブ 65 kcal
石油ストーブ 87 kcal
エアコン 140 kcal
近年のエネルギー効率の良いエアコンは、1kWhの熱量を3~6倍に変換できる。しかし往々にエアコンは部屋の遠くの上の方にあり、その熱放射口は居間から遠い。狭い部屋なら良いが、広い部屋では非効率である。
全体を遠くから温めるのが、エアコンで、身近で炎で体を温めてくれる石油ストーブである。石油ストーブは直接、炎で暖めてくれるので文句なしに温かい。換気さえしっかりすれば、石油ストーブが良い。
自宅は5部屋の襖や障子を取り払い、32畳の一つの部屋として使っているので、一台のエアコンでは少し能力不足である。それで石油ストーブを入れた。
熱の理論式
遠くの親戚より、近くに知り合いである。
愛は意地悪である。I=E÷R
どんなエネルギーでもその距離に反比例して影響する。
これは万物の真理である。冷暖房の熱量、両親の愛、講師の教える熱量、等の全てに 当てはまる。
いくらリモートで交わっても、違和感がある。直接、面と向かって話し合うのとは、温度差がある。
2022-02-08 久志能幾研究所通信 2298号 小田泰仙
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