« 女性の人権無視、大垣市防災ハンドブック | メイン | 大垣市駐車場が癌化、増殖を繰り返す »

2022年2月 5日 (土)

人生で最大の金儲け 無病息災、一病息災

 

 人生での最大の金儲けの手段は、「無病息災」である。しかし長い人生では、無病は理想であるが少し無理がある。しかし、一病息災であれば何とかできそうだ。病気もなく健康な人よりも、一つぐらい持病があるほうが健康に気を配り、かえって長生きする。

 

 病気をすれば直ぐ数百万円の金など飛んで無くなってしまう。大事な仕事をする時間が奪われる。がんを患えば、百万円単位の金が無くなる。私もガンを患い500万円程金を使った。ガンになれば、金の多寡は言ってはいられない。

 交通事故を起こせば100万円くらいの金は直ぐ無くなる。後始末の時間ロスも膨大である。保険会社の統計によると、日本人は平均13年に一度交通事故を起こし、43万円を失う。人身事故なら一件で96万円を失う。

 データは少し古いが、年間の物損事故が約 2,000,000件で、保険金支払い概算が約8,600 億円(43万円/件)である。(1990年度)

 人身事故は 890,000件で、保険金支払いが約8,500 億円(96万円/件)である。

 だから人生で最大の仕事は健康管理、危機管理である。死のうと思っても、おいそれとは死ねないが、病気は不摂生で簡単に病気になる。少し油断すると事故にあう。人生での最大の親孝行は、健康管理である。親から頂いた自分という乗り物(体)を大事にしよう。

 

人生の価値

 病気に罹り、事故に遭えば時間ごとにお金が消えていく。時間コストを1時間1万円で計算すると下記である。トヨタでは、1分100円でコスト計算をする。

 一分=167円

 一秒=2.8円

 一時間=1万円

 一生の価値=10000円/H×12H×365日×(95-22)年

      =3,197,4000,000円

              ≒32億円

 

 自分の価値を再認識して、日々を大事にしよう。それを認識すれば、遊び惚けてなどいられない。生涯現役である。

 

息災とは

 「息災」とは、もとは仏の力によって災害・病気など災いを除く意味である。「息」はやめる、防ぐ意味で、転じて健康で元気なさまをいう。

 佛力は理性では獲得できない。見えないものを信じて精進するしか手に入らない力である。その仏力を人生に活かせてこそ、人間の人生だ。

 理性は目に見えるものしか信じられない。しかし目に見えない何物かがある。村上和雄先生は、それをサムシンググレートと呼ばれている。その目に見えない何物かの存在を無視して、自然界を破壊して金儲けに驀進するから、大宇宙からしっぺ返しを受ける。新型コロナウイルス騒動もその一つだと思う。人間は自然界の小さな存在なのだ。それを何を偉そうに、である。西洋の考えは、自然界の征服である。その方向が間違っていると佛さまが啓示している。東洋思想は自然界と共生である。

 

佛力

 佛力は、ご先祖や守佛のご加護である。日頃、感謝と精進と陰徳を積むことで、授けられる力である。

 だから自分が佛となって、世の災難を取り除く仕事が息災である。自分教を信じて、精進するのが人生だ。私はオダ仏教の教祖。そう思えば、世の中に付加価値を生み出すことに精進できる。

 宗教とは「宗(ご先祖)」の「教え」と書く。ご先祖の教えで、世に付加価値を与えなければならぬ。黙々と真っ黒になって働き、時期がくれば黙って去っていく。そういう仕事をして世の一隅を照らせば、それは国の宝である。

4k8a02641s

  松本明慶大仏師作 釈迦如来

164k8a10951s

 馬場恵峰書

2022-02-05  久志能幾研究所通信 2295号  小田泰仙

「久志能」 で検索

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

コメント

コメントを投稿