プーチン砲 たった一発で コロナ雲散霧消
ニュース激変
今まで連日連夜、マスコミは新型コロナウイルス騒動で大騒ぎであった。ところがロシアのウクライナ侵攻が起きたら、YouTubeのニュース等で新型コロナウイルス報道が消えてしまった。まだ新型コロナウイルスが消滅したわけではないのに、だ。今はウクライナ報道一色である。マスコミのえげつなさに呆れた。
痴呆バラエティー番組狂騒
いつものことで、マスコミは大騒ぎするだけで、実際の真の対処法に関しては、無知極まりない報道ぶりである。見るからに知性のなさそうなタレントが、したり顔でニュース解説をする。人畜無害なニュースだが、国民の大事な時間を浪費させる番組である。無為に痴呆的にテレビを見ていれば認知症へまっしぐらである。
合間に金儲けはしっかりと
その番組の合間のコマーシャルで、ガンや糖尿病、循環器系の管病の原因になる食品をさりげなく放映する。スポンサーのCMだらけで、健康に害があることが明白でも、ディレクターは止めるわけにはいかない。
スポンサーの手前、コロナで死んでいる数よりも37倍も多いがん死亡者数のことなど知ったことではないのだ。
今は、マスコミは騒動になる話題に乞食や餓鬼のように群がりつく。騒動乞食である。マスコミにとってコロナよりも、もっと美味しい餌のウクライナ侵攻が出てきたので、現状のコロナ報道をおっ放り出して、ウクライナ侵攻報道に乗り換えただけである。
後日の邂逅
10年後、自分の人生を俯瞰したら、そのニュース騒動は夢のようなむなしいものと思うのではないか。
戦争を知らない先生たち
その昔、日露戦争があったことを知らなかった大学教授がいた。幕末生まれで物理学者、原子構造研究の先駆者の長岡半太郎である。彼は明治29年に留学先のドイツから帰国後に東京帝国大学(現在の東京大学)の教授になる。当時の物理学はレントゲンによるX線の発見など大変革期であった。
明治33年、パリで万国物理学会が開かれた。ベクレル、キューリー夫妻、ポアンカレ、ギョームらの一流の物理学者とともに、日本からは長岡が招待された。 明治36年に長岡が発表した原子模型の論文は、現代物理学初期の日本人最初の業績として著名である。彼の研究に邁進する姿から周囲の人々から
「あいつは研究熱心で研究室に篭もりきりだから日露で戦争が勃発したことも知らないんじゃないか」と噂され、それが世間に広まった。
そう噂されるとは名誉である。
天命
我々はマスコミや世間のばか騒々しさからすこし離れるべきだ。そのニュースに振り回されて、自分が向上するのかを自問しよう。自分に与えられた天の使命(天命)に目覚めて、その道に邁進すべきだと思う。
ニュースに振り回されている時期も「人生の本」の一ページである。無駄なペーである。無為に人生の頁がめくられていく。そして最期の時に後悔するのだ。
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2022-02-28 久志能幾研究所通信 2318号 小田泰仙
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