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2022年1月10日 (月)

検討 防災非常用の携帯電源の選定

 

 都市が巨大地震に襲われると、約6日間も停電になると想定される。だから電気に関して、非常用携帯電源があると良い。それで非常用携帯電源の選定を検討した。候補として充電式モバイルバッテリー、ガソリンエンジン式携帯電源、カセットガス缶式携帯電源が見つかった。

 結論は、カセットガス缶式携帯電源が非常時用によい。

 

 南海トラフ巨大地震の想定時期までに、10年程の余裕があるので、近年中に購入予定とした。昨日、非常用で石油ストーブを手配したばかりだから、予算制約上で来年度の購入とせざるを得ない。😿

 

 阪神淡路大震災並みの地震が大垣で起きた場合、電気は6日後、水道は11日後、ガスは84日後、下水は93日後しか復旧されないと予想されます。

(阪神淡路大震災時の実情。兵庫県『阪神淡路大震災 復旧・復興の状況について』(令和3年1月)より)。

 南海トラフ巨大地震の発生時期は2035年±5年と推定される。

 

比較検討

       充電式  ガソリン式  ガス缶式

 

補給     家庭電源  ガソリン   ガス缶

入手容易さ  〇     △       〇

非常時対応  ×     △       〇

           停電でガソリンスタンドが動くか?

電源容量   △     〇       〇

持続性    ×     〇       〇

騒音     〇     ×       ×

保管性    △     ×       〇

       放電で難  劣化で長期保管不可 

価格     〇     〇       〇

(概算)  5万円   10万円    8万円

準備     △     △       〇

問題点    非常時の充電が難 

            ガソリンの保管が難

                     

総合評価   △    △     〇

 

総括として、ガスボンベ式がよい。

 安定性はガソリンエンジン式も良いが、最近のテロ事件の関係で、ガソリンの入手に煩雑さがある。ガソリンの時間的劣化があり、長期保管が出来ない為、半年ごとに更新が必要で、維持管理が煩雑である。

 

 ガス缶式は入手方法と保管方法が容易である。ガス缶を交換すれば、ガソリンエンジン式と同じく、長く使える。非常時用のカセット缶式ガスコンロのガス缶と共用できるので、維持管理が容易である。

 

 本来、充電式電源が一番簡易的に容易で良いが、容量の制限があり、バッテリーの自然放電を考えると、定期的に充電をしなくてはならない。災害はいつ起こるか分からないので、災害が起きてから充電しても遅い。その時は、避難場所での充電用100ボルト電源の奪い合いになるだろう。電気が欲しいのに、その電気で充電では、災害用に難がある。それはアウトドア用のレジャー用である。

 

2022-01-10  久志能幾研究所通信 2268号  小田泰仙

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