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2022年1月 1日 (土)

大晦日・元旦は山籠もり、心の断食

 

 今年の年末年始は、山籠りで頭と心の中を整理、整頓、清掃、清潔をして、心のゴミも捨てた。大晦日夜の一仕事が終わって眠り、目が覚めたら、日の出の時間であった。山荘(標高30m?)の窓から日の出を拝み、合掌して人生の決意を新たした。トヨタ生産方式の5Sをして人生を新たにした。その後、入浴して、ちめたい冷水シャワーで身を清めた。おせち料理も頂き、年初の決意と、静かな山荘の室内で今後10年間の目標も決めた。

 

 今後10年間で、小ホールの完成、コンサートピアノの購入、ミニホールの改造工事(拡張、防音工事、エアコン設置)、震度7に耐える家の新築、を目標に定めた。そのための最優先事項は、健康管理である。健康で生きていればこそである。死んでもいいから、健康であることだ。

 

お体お大事に

 大晦日の夜は、山荘で年越しそばも頂いたが、それに無料サービスで、缶ビールと缶オレンジジュースが付いていた。しかしそれは辞退である。私は完全禁酒である。缶ジュースは糖質が多く、血糖値を急上昇させるので、血管内部の細胞を傷める。それが病気や認知症の原因となるから、私は飲まない。山荘側ももう少し客の健康を考えて欲しい。

 

空の世界

 自宅にいると、家中に煩悩の塊のような品々が溢れているので、つい雑念が入り、精神が清らかにならない。山籠もりの山荘の部屋には、何もないので、落ち着いて考え事が出来る。

 山荘では、テレビは全く見なかった。番組表を見ても、毎年のドタバタ番組ばかりで、見る気にもならない。

 備え付けの冷蔵庫の中もからっぽである。家にいると、中に入っている食料に釣られて、つい冷蔵庫のドアを開けてしまう。それがないので平和である。

 電話がかかってくることも、来客が来ることもない。

 郵便物も新聞も、メールも山荘には来ない。

 そのお陰で静かな新年を迎えることが出来た。

 

 羯諦羯諦。波羅羯諦。波羅僧羯諦。菩提薩婆訶。般若心経(行きましょう、ゆきましょう、とらわれなき悟りの世界へ)、である。

 

新境地

 心も環境もからっぽで、何もないから新しい考えが浮かんでくる。空即是色、色即是空である。コップに一杯水が入っていれば、それ以上に水を入れることができないと同じである。水を新たに入れるには、入った水を出さねばならぬ。

 息を吐いて吐いて、さらに一息吐いて、肺をからっぽにすれば、新鮮な空気が肺に入ってくる。中途半端に息を吐くから、体の新陳代謝が活性化しない。それと同じである。

 

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2022-01-01  久志能幾研究所通信 2258号  小田泰仙

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