2035年±5年に備え、石油ストーブを手配
都市で巨大地震に襲われると、電気は6日後、水道は11日後、ガスは84日後、下水は93日後しか復旧しない。(阪神淡路大震災時の実情。兵庫県『阪神淡路大震災 復旧・復興の状況について』(令和3年1月)より)。
それで、2035年±5年と統計的に発生が想定される南海トラフ巨大地震時に、暖房が必要だとハタと気が付いた。真冬に電気が来ないとは、エアコンはダメ、石油温風暖房機もダメである。長時間低温度の場所に居れば低温症になって、高齢者は命が危ない。
危機管理対応
その対策として、100Vが不要な石油ストーブを購入することを思いつき、すぐに(2022年1月9日)量販店に買いに行った。行動が早いのに我ながら感心である。
危機管理は、急がなくてもよい、早くやれ、である。
量販店で購入する機種は決めたが、在庫がないとのこと。手配すれば1週間で納品されるとのこと。直ぐに手配をかけた。
危機管理として、サブの暖房機として石油ストーブを準備するのも手である。これがあれば、非常時に町内の集会場でも使える。
この機種は1962年に初代モデルが発売された実績ある暖房機である。クラッシクな優しいデザインで、グッドデザイン賞も受賞している。定価で3万円チョット、実売で2万円前後である。エアコンのように複雑でないので、非常時に故障の危険性も少ない。
保安機器
ドイツでは過剰で支離滅裂な脱炭素推進で、メルケル叔母さんは、原発はダメ、石炭・石油発電もダメと、再生エネルギーとロシアからの天然ガスに頼るエネルギー政策に急ハンドルを切った。
彼女は、図体の大きな車の運転の仕方を知らないようだ。慣性の大きな国体という車の運転で、急ハンドル、急ブレーキはご法度である。そんな荒っぽい運転では、国家運転テストドライバーの検定試験で急ハンドル、急ブレーキで、一発で試験不合格である。彼女は政治家として失格である。なにせ人権侵害のC国にも、金に目が眩み、急接近の急ハンドルを切ったのだ。
ドイツは、その血迷った支離滅裂なエネルギー政策で、この冬に停電となる恐れが出てきたようだ。この冬の大雪で、太陽光発電、風力発電の再生エネルギーが全滅のようだ。ドイツ人は理想に燃えると、狂ったように間違った道を突っ走るDNAがあるようだ。他山の石として、日本のエネルギー政策を考えたい。自身の行動も考えたい。
私も、以前のガスストーブ、石油ファンヒーターを止めて、排ガスの出ないエアコン一本槍に変更して長年過ごしていた。しかし南海トラフ巨大地震の危険性を認知して、危機管理として石油ストーブを保安機器として常備することにした。
株式会社コロナのカタログより
2022-01-09 久志能幾研究所通信 2267号 小田泰仙
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