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2021年11月28日 (日)

トイレのリフォーム完成、雪隠詰めを避ける

 

 暮れの押し詰まった2015年12月30日、玄関とトイレのリフォームがほぼ完成した。今回のリフォームでは、耐震補強を兼ねて玄関の壁とトイレの壁に合板を2枚重ねて貼る手法で、耐震強度を上げた。その成果として、家屋の前後方向の耐震強度が1.7、横方向が1.0とほぼ満足できる状態になった。築45年で傷んだ家屋を復興させた。この家を建ててくれた両親も喜んでいると思う。今の家を全部壊して新築したほうが安かったが、思い出の詰った、また母の想いが籠もった家を壊すのがしのびず、リフォームで対処した。

 

 トイレも自分がヨイヨイになってからリフォームするよりも、元気なうちに将来を見越して改築した。現状の倍の広さに拡張して、最新のトイレ機器に入れ替えた。毎日のことであるので、気持ちよく過ごしたいし、来客者にも気持ちよくしていただきたいとの目的である。

 近所の方の話しによれば、介護をしなければならない家族がいるので、狭いトイレではその介護が大変だという。自分が介護を受ける身になっても、介護する人のためにも、トイレは広いほうが良い。

 

不浄の世界を変える

 人が一生の間に利用するトイレの回数は15万~20万回で、トイレで過ごす総時間は3年に及ぶ。それを思うと、少し遅かったがトイレのリフォームはやってよかったと思う。御不浄だからこそ、不浄でなく過ごしたい。意志さえあれば不浄の世界を清浄の場に変えられる。

 

雪隠詰めを避ける

 狭いところに追い詰められて、用をするより、土俵のど真ん中で、勝負をした方が、良い結果が生まれるし、巻き返しもできる。人生の勝負も雪隠詰めでは後がなく、巻き返しも難しい。

 勝負するため、早め早めの手を打つ。期限一杯で勝負するからうまく行かない。狭い場所で勝負するから、うまく力を出せない。

それを防ぐため雪隠詰めになる場所を避け、大広間で勝負する。そうすれば「ウン」が向いてくる。そう考えて、今まで半坪のトイレを2倍の1坪に拡張した。

 トイレは一日に10回弱使用する場所である。物事の余裕が生まれて、人生を快適快便開放的になった。思わぬ効果である。

 住宅メーカの展示場を新家屋建設の調査の為に回っているが、ここまで広いトイレは見たことがない。広げて良かったと思う。

Photo

 リフォーム後のトイレ  2015年12月30日

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 リフォーム前のトイレ

 

2021-11-28  久志能幾研究所通信 2222号  小田泰仙

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