恵峰先生を偲ぶ(6)東日本大震災の支援(2/4)
馬場恵峰先生は2011年の東日本大震災での支援として、計6回、支援活動として東北に出かけられている。鎮魂の書の寄贈、講演会、励ましの揮毫会、等である。当時、交通網が寸断され、移動するには車でしか行けない場所を、6回とも一日中車に揺られて回られた。84歳の老体には過酷な体験であった。高齢の先生にはハードスケジュールで、さすがに恵峰先生は疲れたと仰っていた。その無償の行為に頭が下がる。
「恵峰先生を偲ぶ会」(2021年4月11日)で、齋藤明彦氏とグレート小鹿氏が、その支援内容を紹介された。
齋藤明彦氏とグレート小鹿氏
被災直後の浄土ヶ浜。浄土であるべき姿が地獄絵に激変した。
震災前の浄土ヶ浜の風景。さながら極楽浄土のごとし。
恵峰先生の支援活動
山田町仮設住宅での揮毫会
その場で希望の書を書いて差し上げた。
人はたった一つの言葉で勇気づけられる。
陶器に恵峰先生の書を焼いて販売して孤児を支援
2021-05-28 久志能幾研究所通信 2037 小田泰仙
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