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2021年3月28日 (日)

大垣市、「青少年育成推進会」名で不当な金集め

 

 大垣市のある自治会長から聞いた話である。地元の小学校の教頭から「青少年育成推進会」会費2,000円を支払うように督促があった。その自治会長は寝耳に水であったので、内容を精査したら、自治会が払うべきでないことが分かり、支払いを保留としたという。

 そうしたら、その教頭が上部団体の会長に言いつけて、そこから圧力がかかってきたという。教頭は、自分でその正当性を説明できず、上部団体の会長に言いつけて圧力をかけてきたのだ。思考が幼稚である。こんな教頭がのさばっているようでは、子供たちの教育が心配だ。大垣の未来が心配だ。

 この20年間の小川敏市政で、寄付に依存するたかり癖が、各所の団体を汚染しているようだ。それが20年も続いたのでその洗脳教育の効果「怖るべし」である。本来の「畏るべ」の逆の意味、である。

 本件は一事が万事の事象で、他にも隠れた醜態があると推定した。

 

余談

 「畏るべし」の本来の使い方は、「10年は偉大なり、20年は畏るべし、30年は歴史なり、50年は神の如し」である。

 

誰も知らない実情

 その自治会長は、いままでは青少年育成推進会の自治会担当が、学校の教頭から請求を受け、直接、会計からお金を貰って払っていたので、その実情を誰も知らなかったという。その委員も毎年変わるので、その費用内容の報告は、自治会委員以外は知らなかった。その自治会長も今回の内訳を初めて知ったという。下記はその調査内容である。

 

青少年育成推進会の会計報告書を精査

青少年育成推進会の目的

 本来、青少年育成推進会は、青少年を性的週刊誌や雑誌、性的な誘惑から青少年を保護するために設けられた法律に基づく組織である。大垣市は、その名を騙って、別の用途にお金を使っている。

 ただでさえ、大垣市の児童生徒一人当たりの教育費が県下最低になっているのに、だ。

 大垣市は、「青少年育成推進会」を名目に、見えない税金として市が徴収している。その費用は、一自治会2000円×500の自治会で、市として総額約百万円の税金を徴収していることになる。いままで誰も気が付かないし、文句も言わない。ただでさえ、大垣市の市民税は他市よりも高い。大垣市の市民税は、刈谷市より年間で10万円も高い。小川敏の寄付に依存する独裁政治が招いたことだ。

 わずか100万円の費用を、何故大垣教育委員会が予算化できないのか。市長の腰巾着のような教育長がのさばるとこの有様である。

 

趣旨が本末転倒

 大垣市は「子育て日本一」を標語にしているのなら、何故、青少年育成推進会の運営費を関係ない自治会から集めるのか? 「大垣市は子育て日本一」を目指すと宣言した小川敏なのだから、市民税の子育て予算内でやりくりすべきだ。それが出来なければ、小川敏の偽善である。

 

下記は「青少年育成推進会」年度会計報告の項目

研修費

 何の研修費か不明である。青少年育成推進の研修なら、行政が払うべきものである。

 

パトロール代

 なぜ行政が出すべきお金を自治会が出すのか?

 

通信費

 何故、地区の掃除、会議招集令状の郵便代を、集令される担当者達が、自分で払うのか。それをおかしいと思わず、請求するのが、異常である。

 青少年育成のための事務連絡なら行政が出すべきお金である。

 

小中学校へのプランター・苗木代

 なぜを小中学校へのプランター・苗木代を自治会が出すのか?

 行政から出ている学校運営費で何故だせないのか?

 市民(自治会)は、別途「緑の羽の募金」で毎年、お金を出しているし、学校の設備なら行政が出すべきお金である。

 

小中学校部活動激励会(全国大会)

 なぜ子供たちの公式の行事出張へ、お金を自治会から出すのか?

 何の全国大会なのか?

 

清掃費の費用

 なぜ行政が出すべき費用を自治会が出すのか?

 本来、清掃業者に、行政がお金を払うのが筋である。

 水門側の掃除なら、水門側の他の場所は、行政が業者にやらせている。なにせこの疫病が流行る時代、子供たちを河に入れて掃除など、不衛生で危険である。

 

慶弔費

 なぜ必要?

 

記念行準備金

 何の行事?

 青少年を性的な誘惑から保護するための記念行事があるのか

 

特記事項

 教頭に以上を問い合わせても「私は単なる事務局ですからわかりません。会長に言ってください」と子供の使いのレベルである。不合理な金を市民に請求しておいていて、人を馬鹿にするな、である。

 

他市の状況

 懇意の全国の有識者にこの件を確認して、大垣市の対応を呆れられた。大垣市の実情を笑われた。私は恥をかいた。

 九州H町のB教育長に聞いても、「青少年育成推進会」の費用を自治会から出すなど聞いたことがないという。そのお金は、町の行政が払っていると笑われた。

 懇意の日進市О自治会長に聞いても、そんな話は聞いたことがないという。

 大府市のディーラのM店長に聞いても、そんな話は聞いたことがないという。

 京都の美術館のK館長に聞いても、そんな話は聞いたことがないという。

 青森県弘前市のN会社社長に聞いても、そんな話は聞いたことがないという。大垣市の痴れ慣習を笑われた。(氏は全国自動車部品協会の会長。氏の叔父は、お札の肖像画にもなっている方。

 

2021-03-28   久志能幾研究所通信 1964 小田泰仙

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