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2020年9月30日 (水)

大垣市、狂気の「丸の内公園整備」寄付金募集

 

 この新型コロナウイルス騒動で、日本国内も大垣市内も失業者増、経営不振、倒産増加、土地の暴落、等で国中が大騒ぎをしている。国は景気対策で、プレミアム商品券の発行を各行政都市に指導をしている。

 その非常事態の最中に、大垣市は寄付金を募集して「丸の内公園」整備である。その公園を整備して、どれだけ大垣の景気回復に貢献するのか。誰が恩恵を受けるのか。どれだけ大垣が活性化するのか。それで大垣市の付加価値が上がるとは思えない。小川敏が狂っているとしか思えない。

 

放漫予算

 そもそも県下一豪華な大垣新市庁舎を建てて、当然、その周辺の整備も含まれているはずの建設予算である。市民一人当たりの負担金で比較すると、大垣市新市庁舎建設費は県下一の高さである。それを更に、寄付金集めして「丸の内公園」整備など狂気の沙汰である。

 

時代に逆行

 大垣新市庁舎建設で126億円も散財したのに、その豊潤な建設費からやりくりできないのか。その市民一人当たりの費用では多治見市の65%も多いのだ。絶対額で2.4倍も使うのだ。電子化、省人化、効率化を図れば、もっと小さな市庁舎でよいはずだ。人口減少時代、経済縮小時代なのに、県下一の豪華な新市庁舎など時代に逆行している。狂っている。

 「丸の内公園」は大垣新市庁舎の付帯設備である。税金の使い方が間違っている。市長の小川敏は、税金を人の金だと思って、やりたい放題である。

 

費用はマル秘

 小川敏は姑息なことに、その募集金額の総額さえ表に出していない。「丸の内公園」整備にどれだけの費用が必要で、寄付金でどれだけ賄うのかは、マル秘なのだ。市民を馬鹿にしている。

 

市庁舎費用比較

 新市庁舎の建設費、大垣市は県下一豪華

 

      人口  新市庁舎費用  市民一人当たり負担

 大垣市   159千人  126億円  79千円(県下一)

 岐阜市   406千人  266億円  65千円 

 各務ヶ原市 145千人   83億円  57千円

 多治見市  107千人   52億円  48千円

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一般会計に占める寄付金比率比較

  令和2年度一般会計収入 うち寄付金額 比率

大垣市    603億6000万円  7.24億円  1.20%

岐阜市   1790億1000万円  2.10億円  0.12%

多治見市   417億5368万円  0.64億円  0.15%

高山市    422億3779万円  0.06億円  0.014%

刈谷市    607億8000万円    0.02億円   0.003%

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Photo

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 10月1日発行の「広報 おおがき」より

 

2020-09-30 久志能幾研究所通信 1767 小田泰仙

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