言葉は人を活かし、人を殺しもする
言霊というように、言葉には魂が宿っている。だから、人に向かって吐く言葉は、人を活かす言葉を使うこと。その言葉の影響を一番受けるのは、己である。だからこそ後ろ向きの言葉は使ってはならない。
人生は塞翁が馬と達観して、愚痴を言わない、良き友を持つこと。自分の職場を超えて、自分の人生のゆとりと豊かさを育てることを忘れない。健康に気をつけて、無理をしない、無駄をしないこと。
「あなたがいなくては困る」と言われないように、後継者を作りながら、新しい人生ではなく、今まで築いた人生に新たに油を注いでいく。新しいものを持って来るのではない、自分を磨き上げるのだ。自分の中に金脈が埋まっている。
自力他力と祈ってみても所詮旅路は自力なり
理想の人生
人生とはかくありたいと行動すべし。かくありたいと思わないと、早く老いぼれる。認知症への道をまっしぐらである。現在の日本では65歳以上は、15%が認知症である。日々、頭を使わず、自分の行動に責任感を持たないから、惚けるのだ。
男の人生
20代 ハンサムにする
身だしなみをきちんとする
30代 強く生きていく心を教える
40代 財力に心を砕く
50代 賢く物事の判断をきちっと行う
60代 聖人の道を歩く
何事もこだわらないように
70代 色んなことに精通する
学んだことを人に捧げる
80代 静かに自分の人生を静観する人間になる
90代 指南役になる
「あなたがいなくては困る」という人間になること
女の人生
女に生まれたのではないのだ。
女になるために生まれたのだ。
20代 美しくありたい
30代 たくましく成長する
40代 明朗に過ごす
50代 辛いけど辛抱強く生きる
60代 人のことを素直に聞く
70代 人の噂をしない
一談一笑
80代 九施を行う
90代 憧れを持つ
人間は憧れを持たなければ廃人も同じ
馬場恵峰師 大志塾 2014年10月5日
本稿は、「太志塾」2014年10月5日、馬場恵峰師が講演された内容を、最近の情勢に鑑み、まとめ直しました。
2020-05-14 久志能幾研究所通信 1585 小田泰仙
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