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2020年5月14日 (木)

言葉は人を活かし、人を殺しもする

 

 言霊というように、言葉には魂が宿っている。だから、人に向かって吐く言葉は、人を活かす言葉を使うこと。その言葉の影響を一番受けるのは、己である。だからこそ後ろ向きの言葉は使ってはならない。

 人生は塞翁が馬と達観して、愚痴を言わない、良き友を持つこと。自分の職場を超えて、自分の人生のゆとりと豊かさを育てることを忘れない。健康に気をつけて、無理をしない、無駄をしないこと。

 

 「あなたがいなくては困る」と言われないように、後継者を作りながら、新しい人生ではなく、今まで築いた人生に新たに油を注いでいく。新しいものを持って来るのではない、自分を磨き上げるのだ。自分の中に金脈が埋まっている。

 

 自力他力と祈ってみても所詮旅路は自力なり

 

理想の人生

 人生とはかくありたいと行動すべし。かくありたいと思わないと、早く老いぼれる。認知症への道をまっしぐらである。現在の日本では65歳以上は、15%が認知症である。日々、頭を使わず、自分の行動に責任感を持たないから、惚けるのだ。

 

男の人生

20代  ハンサムにする

   身だしなみをきちんとする

30代  強く生きていく心を教える

40代  財力に心を砕く

50代  賢く物事の判断をきちっと行う

60代  聖人の道を歩く   

     何事もこだわらないように

70代  色んなことに精通する 

      学んだことを人に捧げる

80代  静かに自分の人生を静観する人間になる

90代  指南役になる     

     「あなたがいなくては困る」という人間になること

女の人生

 女に生まれたのではないのだ。

女になるために生まれたのだ。

20代  美しくありたい

30代  たくましく成長する

40代  明朗に過ごす

50代  辛いけど辛抱強く生きる

60代  人のことを素直に聞く

70代  人の噂をしない

      一談一笑

80代  九施を行う

90代  憧れを持つ

      人間は憧れを持たなければ廃人も同じ

 

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  馬場恵峰師 大志塾 2014年10月5日

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Img_64021   馬場恵峰書 2006年

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 本稿は、「太志塾」2014年10月5日、馬場恵峰師が講演された内容を、最近の情勢に鑑み、まとめ直しました。

 

2020-05-14 久志能幾研究所通信 1585  小田泰仙

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