祈りで運命を変え、差取りを得る
どんなことでも文句を言わない。試練として全て受け入れる。
なにごとも行動を伴うお祈りをしないと成就しない。
祈ると同時に、それにふさわしい行動を取ること。
自分が変わらないと周りも変わらない。
自分が変わろうとしない限り、何も変わらない。
馬場恵峰師 明徳塾にて 2006年5月28日
祈りとは、自分に冷静に対峙すること。祈りとは、神仏の前で、謙虚に自分を見直すことである。
批判してくれる人は神さまだ。愛の反対は憎悪でなく、無視である。己を憎悪している人は、黙って己が転ぶのを見ている。批判は自分のどこが悪かったかを教えてくれる。自分には前しか目が付いていない。批判者は、己の後ろを観察している。
精進して、眉間の第三の目を開かせよう。菩薩とは、佛になる(悟りを開く)ために修行をしている行者である。人間界の己は、せめてこの世で、少しでも悟りの境地に近づいて、来世に行きたいものだ。「悟り」とは「差を取る」である。強欲な衆生と差をつけるのだ。
ご先祖様は、己の未来を見据えて、病気や不幸を授けてくれる。ご先祖は物理的に何もできないので、己を病気や不幸にさせて、過ちに気が付いて欲しいと願う。ご先祖は今の道が間違っていることを、病気を通して教えてくれる。私も癌になって、狂った生活、狂った食事を送っていたことに気が付いた。
松本明慶大仏師作 聖観音菩薩像
2020-04-26 久志能幾研究所通信 1550 小田泰仙
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