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2020年4月 7日 (火)

小川敏の公約は零点。検証2「子育て日本一」

 言葉には定義が必用である。「子育て日本一」とはどういう状態なのか定義が必用だ。「子育て」とはどの期間を指すかの定義が必用だ。数値目標は何なのかを明確にすべきだ。

 小川敏は、公約中ではそれを故意的に隠している。現実の大垣市の子育て状況は、県下最低レベルである。だから公約違反である。

 

大垣市の教育環境は県下最低レベル

 子育ては幼児教育だけはない。子育ては、子供が社会に巣立つまでが、子育てである。小川敏は、幼児教育だけは如何にもやっているように見せて、肝心の小中学校教育を、県下最低レベルに落とした。

 大垣市の教職員の給与を県下最低レベルに落とした。大垣市の教職員の年収は、岐阜市のそれより200万円も低くした。その差額を、自分達の議員・市職員の給与として、お手盛りで懐に入れてしまった。

 小川敏は、児童生徒一人当たりの教育予算は県下最低レベルに落とした。「子育て日本一」と真逆の結果である。小川敏は口先だけの言葉の魔術使である。

 その影響で、一昨年の猛暑で明らかになった事実が、「大垣市の小中学校のエアコン設備率が2.1%である(2018年当時)」。

 岐阜県下の他市のエアコン設備率は、殆ど100%である。その予算を小川敏市政は自分たちの給与として食べてしまったのだ。

 

教育費比較

 大垣市の教育は県下最低レベル

          一人当り予算   児童生徒数 

         千円  大垣100で   人

 多治見市    735    158    8,862  

 岐阜市     529    114    32,074  

 可児市     517    111    8,352   

 大垣市     465    100    14,400  

 各務ヶ原市   445     96    12,525   

 刈谷市(愛知県)918    197    11,120  

 

大垣市・岐阜市の職員給与

      一般職     教育職

大垣市   665.62万円  529.61万円  2016年

岐阜市   639.87万円  738.09万円  2014年

  給与.comより https://kyuuryou.com/city/212016/?nendo=2014

 

 

大垣市職員の給与は県下最高レベル

 大垣市議の年収   942万円 全国115位

 大垣市役所職員年収 685万円  全国67位( 全国792市中で上位)

           岐阜県下一位(岐阜市より多い)

 岐阜市役所職員年収 672万円 (全国117位)岐阜県下二位

 岐阜市民の年収   344万円 全国170位

 大垣市民の年収   320万円 全国280位

 

大垣市が園児を酷使、虐待

 大垣市は、元気ハツラツ市行事、芭蕉市の客寄せ舞台に、大垣市の園児、生徒を日曜日の朝、駆り出してステージで踊らせている。各幼稚園に大垣市長名で、出演依頼である。市の職員の園長は、これを拒否できない。拒否すれば、将軍様の小川敏のご機嫌を損ない、左遷させられるという恐怖心がある。

 

元気ハツラツ市行事に強制出演

 2001年から継続している元気ハツラツ市行事は、一商店街の営利行事である。小川敏は、地域の活性化の名目で、その行事に園児を駆り出している。毎月の第一日曜日の朝に、である。それで、幼稚園の教育計画が狂ってしまう。

 

炎天下で強制出演のため、直射日光と輻射熱で火傷状態に

 2018年8月の猛暑の時も、炎天下36度の下、市長名で招集した園児をステージで躍らせて、園児の顔に火傷を負わせた。

 園児たちは背が低いので、地面からの輻射熱を大人より4倍も多く浴びる。輻射熱のエネルギーは距離の二乗に反比例する。36度の炎天下で、コンクリートの照り返しのきつい舞台で、大人よりはるかに耐力の弱い園児を踊らせると、園児を灼熱地獄に追い込む。それは傷害罪にも相当する。熱中症で死亡事故にもなれば確信犯の傷害罪か、過失致死罪である。それが小川市長行政命令だから拒否できな。命令した小川敏は現地には来ない。エアコンの効いた涼しい場所で快適に過ごしているのだろう。

 園児の皮膚の耐力は、大人とは桁違いに弱い。この時撮った写真を検証すると園児の顔の多くが、赤くなっている。かなりの園児が火傷状態になったと推定される。僅か20分間の炎天下の踊りである。園児の体は正直で、赤くなった頬と不機嫌な顔や汗だくの顔がそれを示している。

 汗をかく子はまだましだが、汗腺が未発達だと、熱が体に籠り余計に危険な状態に陥る。再度、写真で確認すると、汗をあまりかいていない子も多い。しかし顔は赤い火傷状態なのだ。

 演技させる側の市職員担当者は、テントの下で見物である。なにが「子育て日本一」なのか「園児虐待日本一」である。教育委員会は、36度以上の時は、課外活動禁止を通達している。そんなことは、小川敏の部下は知ったことではないのだ。

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芭蕉楽市ステージ    

    2018‎年‎8‎月‎4‎日、0‏‎9:54   この時の気温36度

   奥の細道むすびの地記念館前で

03dsc02216_2  大人たちはテントの下、園児は炎天下。

 

04dsc02232  体がだるくていやいやの演技。楽しそうではない。顔が死んでいる

 05dsc02219  体調不良でへばった子 13dsc02263

 疲労困憊の子、火傷の頬が痛々しい15dsc02267  茫然自失のうつろな目17dsc02271  火傷の頬が痛々しい19dsc02275

 行事が終わってほっと。頬の火傷跡が痛々しい

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 行事が終わって茫然自失状態。完全に火傷状態の頬

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小川敏は教師を冷遇、生徒は冷酷な扱いに

 大垣市の教職員の給与は低く、労働環境が悪いので、教職員も生徒をまともに面倒みられない。だから児童生徒が早朝に登校してきても、寒空の中、校舎の外で待たせるという冷酷な現実となる。児童生徒が可哀そうだ。

 その教職員の労働環境の劣化は、「教師の働きかた改善」の美名の下、生徒が被害を受けている。だから学校に早く行きたいという熱心な生徒が、早く学校に来ても、門を閉めて締め出しである。それが大垣市の教育現場の冷酷な実態である。そういう環境を小川敏が、教育予算を削減して作りだした。

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P1070529s  教室に入れず、寒い外で待つ児童達

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 やっとドアが開いて入室 2020年1月15日、07:48

2020-04-07 久志能幾研究所通信 1527 小田泰仙

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