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2020年3月27日 (金)

危機管理:新型肺炎対策で、グリーン車を利用

危機管理

 名古屋の病院に行くため、新型コロナウイルス対策として、グリーン車の利用と、地下鉄を止めて徒歩での通院で、混雑に身を置くことを避けた。命を守るために僅かなお金で済んだ。グリーン車の利用780円である。名古屋駅からは徒歩で病院に行ったので、地下鉄代が浮き、380円の出費ですんだ。ナグモクリニックへの通院は数か月に一度のことだから、780円は危機管理への投資に値する。

 

通院

 2020年3月27日、ナグモクリニックで南雲吉則先生の診察を受けるために名古屋に出かけた。以前に予約をしてあったし、新型コロナウイルス騒動の最中でも、癌の関係の診察なので、止めるわけにはいかない。

 そのため、大垣から名古屋へ行くのにホームライナーを利用した。それもグリーン車を利用である。グリーン車といっても在来線の普通車だから780円のグリーン車券で乗れる。当日の朝は雨だったが、敢えて歩いて駅まで行った。グリーン車には3名しか乗っておらず、人込みを避ける目的は達成した。

 名古屋駅からナグモクリニックへも、混雑する地下鉄利用を止めて、雨の中を徒歩でたどり着いた。所要時間、約20分。かえって歩く距離を稼げて健康に良い結果となった。

 

朝食

 病院の予約時間を1時間勘違いして、早く名古屋に着いてしまったのが失敗であった。思い直して駅前のホテルで朝食をとることにして、新たな発見をした。新しくできたゲートタワーホテルのレストランで朝食を取った。時節柄、ビュフェ方式は中止となっており、一人前ずつの料理だという。値段は2,700円である。高いと思ったが、滅多に名古屋のホテルで朝食など取らないので、ナグモクリニックで診察を受けられるご縁として受け入れた。何時なんどき、不慮の死になるかもしれない。食べられるときに、よき食事をしたほうが、人生でためになると判断した。

 10年ほど前に、会社の株主総会に駆り出されて、日航ホテルに行った。その時、そのホテルのレストランの朝食が3500円であった。値段に慄き、恐ろしくて食べられなかったのが今でも悔いである。その件が頭にあり、2700円なら安いと判断した。何事も経験である。

 レストランに入ると200名ほどの席があるのに、客は10名ほどしかいない。コロナの影響で、飲食関係、宿泊関係は全滅のようだ。コロナウイルスの影響の悲惨な実態を目のあたりにして、社会勉強になった。

 15階からの展望を楽しみながら、ゆっくりと朝食を取った。静かな環境で考えることもできて、発想の転換にはこの選択も良いものだ。

P1130661s  レストランの内庭 (15階)

P1130659s  15階からの展望P1130660s

ウイルス対策

 私は外出すると、帰宅後、必ず手洗いと、洗顔を欠かさない。本来なら帰宅後にシャワーを浴びるとベストというが、そこまではやっていない。外ではなるべくドアや手すり、ボタンを触らないようにして、なるべく人込みを避ける。基本は、免疫力を高める生活である。

 新型コロナウイルスは、体力と免疫力があれば、80%は寝ていれば自然治癒する病気である。体力、免疫力がない高齢者が多く亡くなっている。それを自覚して、その防衛の生活するのが危機管理である。それは癌でも同じである。人は癌では死なない。免疫力が低下して、肺炎等のがん以外の病気で死んでいる。

 

ガン予防の危機管理

 今回、南雲吉則先生からの指導は「気温15度以上なら、半ズボン、Tシャツで太陽に当たりながら散歩をしなさい」であった。そうすれば体内でビタミンDが生成され、ガン予防になるという。サプリメント摂取や紫外線放射器具に当るより、効果があるという。

 今回の血液検査の結果、癌に対する免疫状態が向上したとの診断を受けてほっとした。今までの癌予防の食事療法の効果が出てきたようだ。狂った食生活、狂った生活、狂った治療では、癌は再発する。癌になってから、いくら金を使い、名医を探して、高価な治療・薬を使っても意味がない。癌にならない生活をするのが危機管理の基本である。火事を早く消すのが危機管理ではなく、火事を起こさない生活をするのが危機管理である。

 

2020-03-27 久志能幾研究所通信 1515 小田泰仙

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