« 磨墨知151-1 無意にブログを読み漁らない | メイン | 磨墨知33-1 タイマツを掲げよう(2) »

2020年3月26日 (木)

磨墨知42-1 夢で明日の仕事をする

 寝る前に、手帳で明日の予定を確認しよう。明日の予定を書きだそう。それで時間に対する意識が変わる。明日の朝も起きなければという緊迫感、楽しみが生まれて安眠できる。

 もしかして今夜は人生最後の夜かもしれないのだ。翌朝、幸いに目が覚めたら、仏様に感謝して朝からエンジン全開で人生を驀進できる。己は生かされているのだと感謝できる。

 

長生きの秘訣

 ノーベル生理学・医学賞を取ったリータ・レーヴィ=モンタルチーニ(イタリア)は、100歳になった時のインタビューで長生きの秘訣を聞かれて、「明日目が覚めたら、なにをするべきかが、私にはわかっているから」と答えたという。

 (『週刊新潮』2018.1.4・11号 「対談 養老武司vs.塩野七生」)

 

今生の極楽、来世の地獄

 「起きたけど 寝るまで 特に用もなし」では困るのだ。それでは認知症への道をまっしぐらである。認知症になっては、己は極楽だが、家族が地獄なのだ。だから、来世では、その罪で地獄行きである。世話をした家族は極楽へ行ける。

 長い目で観て、人生の全てを加減乗除すればゼロである。いくら金を貯めても、あの世には持って行けいない。どんなに若さを謳歌しても、人背は生老病死である。若い時の苦労が、第二の人生で花が開く。若い時に人生を謳歌したエリートの末路は悲惨である。

 

2020-03-26 久志能幾研究所通信 1513 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

コメント

コメントを投稿