ガン、糖尿病、心筋梗塞、認知症の予防
ガンも糖尿病も認知症もその根源は同じで、同じ生活習慣病である。各種の本や、国立研究センター、かかり付けの病院の指導内容を必死に研究して、それ比較して、その予防法に共通事項を発見した。
糖尿病は失明もあり、根治が難しくガンより怖しい病気かもしれない。心筋梗塞も、即死状態になり、死に対して何も準備が出来ない。認知症になると、脳死も同然で、癌よりも怖しい。認知症になると、自分が自分で無くなってしまう。その点で、癌は良い素性の病気かもしれない。まず死に対して準備が出来る。癌になっても、すぐ死ぬわけではない。うまく対応すれば、死の直前まで、普通の生活が出来る。
癌にならない予防法
これは癌、糖尿病、心筋梗塞、認知症の全てに当てはまることで、その予防は、当たり前の自然の理にかなった生活をするしかない。当たり前すぎて、拍子抜けである。100%の予防はできないが、それで病気になる確率が半分になる。しかし、その自然の理にかなった生活が、現代社会では難しいのだ。それを邪魔するのは、拝金主義に染まった企業の食品、近代的な生活道具の氾濫である。これはもう止まらない。自分で自己防衛するしか方法がない。
下記は標準的なガン予防の方法である。糖尿病、心筋梗塞、認知症の予防も同じである。
タバコを吸わない
当たり前すぎる原則である。それが分かって煙草を吸う人間に、企業の経営は任せられない。そんなレベルの人間が私の前職の会社を経営して、会社を衰退させ、市場からその名を消えさせた。
飲酒
酒は発癌性物質である。少量でもダメ。私は完全禁酒にした。
WHОは酒を薬物として認定している。
食事
食べ過ぎない。バランスよく、食べる。
バランスよく30品目を食べると過食になる。
最近、厚生省も30品目を取れとは言わなくなった。
腹7分目で。それでもどうしても食べ過ぎる。
美味しすぎるものがあり過ぎる。それが病気の元。
油分、糖分を避ける。
添加物の少ない食事を目指す。なるべく加工していない材料を。
ジャンクフードは禁止。
スィーツも禁止。
私は癌を患ってから、スィーツは月一の頻度に泣く泣く変えた。
美味しいものには毒がある。つまり間食禁止である。
体形維持
自分の食欲を制御できない人間に、管理職は務まらない。米国では肥満者は管理職になれない。肥満は全ての病気の原因である。
運動
当たり前だが、なるべく体を動かす。
座りぱなしの生活は、煙草を吸うのと同じ危険率がある。
お風呂
一日に一度は体を温めるためお風呂に入る。シャワーはダメ。
10分以上、40度のお湯につかる。週に2回は20分間が良いと私が通う医院は推奨する。カラスの行水はダメ。癌細胞は体が冷えると活動的になる。
睡眠
良質な睡眠をとる。宮仕えでなければ、お昼寝を推奨。
能動的な知的活動を
痴呆的なテレビを受け身で見るのは厳禁
笑いのある生活
病気は「気」の問題である。笑いは癌細胞の成長を抑えてくれる。精神状態の健康が大事である。
惜福
ガンや糖尿病にならない生活を心がけても、ガンになる人、ならない人に分かれる。それは運の問題である。その運は、癌や認知症にならない抵抗力のある身体と運を授けてくれた両親、ご先祖の陰徳である。それを大事に使わないと、今度は子孫が癌や認知症になってしまう。惜福の心掛けで、人生を送りたい。
検査工程の削減
病気の検査は何の付加価値も生まない。放射線や、検査試薬の為に、却って病気を誘発しがちである。自動車部品の生産でも、検査は付加価値を生まない工程である。それよりも不良品を生産しないように工程を改善することが重要である。そうすれば検査工程を廃止できる。人間様でも、不良品(病気)を発生させない生活をするのが、最優先である。
病気の予防の基本は、あくまで生活習慣の改善と食生活の改善である。薬やサプリメントに頼るのは応急処置である。
馬場恵峰書「佐藤一斎「言志四録」五十一選訓集
久志能幾研究所刊より
2019-09-26 久志能幾研究所通信No.1349 小田泰仙
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