小川敏市長は「あおり運転」行政で暴走
大垣市は街の活性化を名目に2011年から「元気ハツラツ市」を開催している。その「減気ハツラツ市」の悪影響で、大垣駅前商店街が寂れていき、今では81%が日曜日のお昼の書き入れ時に閉店である(2019年9月27日現在)。
まるで、普通市民が、お天道様に恥ずかしくない商売道を走っているのに、小川敏市政があおり運転のような行事を強行して、真面目な商店主を蹴散らしているようだ。
あおり運転行政で商売妨害
元気ハツラツ市では、見せつけのように「減気ハツラツ市」出店の露店商が大通りで、まるで「あおり商売」運転をして、地元の商店街の正常な営業運転を妨害しているようである。「減気ハツラツ市」出店の露店商の物品販売が既存のお店と競合である。他市の露店商のせいで、地元の商店街は売り上げ減である。商店街活性化の目的と逆の結果となっている。
元気ハツラツ市のため、大通りは車の通行が禁止されるので、地元の商店主たちは、商品の出し入れができない。商売の妨害で、煽り運転で商売の前方を塞ぐようなものだ。
商店街店主の多くが、元気ハツラツ市の改善を申し入れても、小川敏市長の意向を受けた事務局は、この9年間、聞く耳を持たず全く無視である。あおり運転手の多くが性格異常で聞く耳を持たない状況と同じである。
なじみの客も、駅前大通りが通行止めになるので、買い物に来れない。
大クラクションであおり運転行政
地元のタレントのショーで、大クラクションを鳴らすが如き拡声器で騒音を立て、回りの常識ある人を蹴散らしている。商店街の後側は住宅地なので、日曜日は静寂が求められる。またそのタレントのキモイ取り巻き(商店街の女将さんの表現)が奇声を上げる。だから普通の人は元気ハツラツ市に寄り付かない。そのステージでのショーが市民税を使って興行されている。
2017年10月1日 元気ハツラツ市会場
住宅地を含む大垣駅前商店街での拡声器の使用は、岐阜県騒音防止条例違反であると推定される。しかし頭の良すぎる法学部出の小川敏市長は、そんなことは知ったことではない。
小川敏市長は、その騒音の中、スマホをいじって画面に熱中しているので、そんな騒音など知ったことではない。
2018年5月7日、15:44 元気ハツラツ市会場でスマホをいじる小川敏市長
あおり運転の被害
市民の聞く耳を持たない「あおり運転」行政のために、大垣駅前商店街の81%が閉店した。大垣商店街の従業員の40%(約8000人)が職を失った。そのせいで大垣市が寂れて、大垣市の平均地価が半分に暴落した。大垣市民は所有の不動産価値が半分になった。近隣他市は、リニア景気で地価が上昇している。
小川敏市長は18年間も無為無策で市政を担当して、現実が理解出来ず、旧態以前たる方法しかとれない頭になっている。時の秀才も50年も経つと無能になる。新しい発想はできない頭になった。人の声が聞こえなくなった。現実が見えない目になったのだ。
だれしも齢を取れば頭も耄碌し、目も見えなくなる。自然現象である。市長も69歳である。
大垣市地価平均 前年比 変動率
2001年[平成13年] 12万4222円/m2 -7.98% 下落
2002年[平成14年] 10万8425円/m2 -10.10% 下落
2003年[平成15年] 9万6470円/m2 -9.65% 下落
2004年[平成16年] 8万3482円/m2 -8.56% 下落
2005年[平成17年] 7万3836円/m2 -7.04% 下落
2006年[平成18年] 7万2277円/m2 -4.20% 下落
2007年[平成19年] 6万8535円/m2 -1.85% 下落
2008年[平成20年] 6万9942円/m2 -0.16% 下落
2009年[平成21年] 7万1687円/m2 -1.40% 下落
2010年[平成22年] 6万7237円/m2 -2.82% 下落
2011年[平成23年] 6万5702円/m2 -2.36% 下落
2012年[平成24年] 6万3941円/m2 -2.41% 下落
2013年[平成25年] 6万3216円/m2 -2.13% 下落
2014年[平成26年] 6万1898円/m2 -1.31% 下落
2015年[平成27年] 6万1495円/m2 -0.78% 下落
2016年[平成28年] 6万0585円/m2 -0.57% 下落
2017年[平成29年] 6万0692円/m2 -0.50% 下落
2018年[平成30年] 6万1540円/m2 -0.39% 下落
2019年[令和元年] 6万2036円/m2 -0.47% 下落
大垣市の公示地価・基準地価マップ・坪単価 - 土地代データより
※変動率は、各地点の変動率の平均となる。(平均地価の変動率ではない)
https://tochidai.info/gifu/ogaki/
あおり運転表彰
これだけ大垣市を衰退させたのに、その主の実行責任者の小倉利之商店街組合理事長を大垣商店街の振興に功績があったと、小川敏市長は市功労賞を贈った。まるであおり運転手があおり運転手を表彰するようなものだ。それも税金を使って。ブラックジョークの最たるもの。
市功労章の表彰理由が「大垣市商店街振興組合連合会理事長として、商店街の振興に寄与するとともに、中心市街地の活性化に貢献」とある。この2年間でさえ、大垣駅前商店街の48軒のお店(全体の20%)がシャッターを下ろした。大垣市商店街組合連合会の責任者として、大垣市商店街を衰退させ、地獄に突き落とす手先として働いて、それでなんで「市功労章」なのだ。市民税を納める市民として怒りが起こる。他市に対して、大垣の恥として恥ずかしい。
その理事長職の座も特定の人間だけの密室政治で決められ、誰も関与も辞めさせることが出来ない。彼も75歳位で、高齢なのに、ずっと理事長の座にしがみ付いている。きっと美味しいものが多くあるのだろう。
園児の強制出演
あおり運転行政をするような小川敏大垣市長からの出演命令だから、園児児童が元気ハツラツ市のメインステージの踊りに駆り出されても、園長さんは文句も言えない。元気ハツラツ市は、大垣駅前商店街の金儲けの為の行事である。それに学業が優先の児童を駆り出すのは、教育への侮辱である。それに対して山本譲教育長も教育委員会も、小倉利之大垣商店街組合連合会理事長も何も言わない。小川敏市長は「子育て日本一」を目指して、あおり運転道を爆走して子供を泣かしている。
園長さんも、その子供たちの出演を拒否すれば、後の人事と予算支給で仕返しをされるので、怖しく何も言えない。あおり運転をする運転手の恐ろしさは、何処でも同じである。相手はまともではないのだ。だからステージが終われば、子供たちは親御さん一緒に蜘蛛の子を散らすように、減気ハツラツ市の会場から消える。なんのために出演なのか。街の活性化には、全く貢献していない。
この9年間、休日の朝に園児を、大垣市長名で招集して、金儲けの為にステージに駆り出すのは、問題である。大垣市教育員会は何をしているのか。
2019年7月7日 元気ハツラツ市のステージ
観客は親御さんだけ。 なぜこんな非道が許されるのか。
大垣市の損害
2018年は、毎月の元気ハツラツ市行事に追加して、この駅前商店街の大通りを大垣市制100周年記念行事の大遂行で、大騒動である。3億5千万円の市民税を散財した。その結果が、2018年だけでも大垣市平均地価が0.47%の下落である。全体で60億円の損害である。
62,036円/m2×206.57km2×(-0.47%)=60.5億円の不動産価値下落
(平均地価×大垣市の面積×下落率)
あおり運転行政の暴走結果がこの有様である。大垣に損害を与えて、小川敏市長は何の反省のコメントもない。あおり運転で逮捕された運転手が「私はやっていない」の言いわけのようで、本人の自覚がないので重症である。
明徳を明らかにする
自分が高位者、お上の立場、権力者、利権者、高学歴というお鼻が高い気になると、あおり運転手の境遇に陥る。他者の痛みが分からなくなるのだ。本人の自覚はなくなるのだ。新聞で記事になるように、あおり運転手が、真面目に運転している相手に、「殺すぞ」と口走る心境が、心理学的に納得できる。あおり運転手は、相手のことなど知ったことではないのだ。そうやって約8000人の商店街の従業員が職を失った。「殺された」と同じである。
私は、小川敏市長の行動を「他山の石」として人生を学んだ。これほどに東大卒が50年後に愚かに落ちぶれることが、明らかになるのも珍しい。仏様が八千万世界を照らす光で、小川敏市長の悪徳を明らかにした。これが明徳である。分かったことは、喜ばしいことだ。
2019-09-27 久志能幾研究所通信No.1350 小田泰仙
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