未来設計-8 モダンタイムス排除 - 文化会館駐車場
小川敏市政は、機械化された駐車場入場ゲートに、人件費の高い市職員を2~3人も投入して、機械化で不要な駐車場の入退管理作業をやらしている。税金の無駄遣いである。文化センタの駐車場の無料化と無人化をすべきである。
また文化都市として、文化会館にレストランを市の設備として整備すべきである。それが新しい大垣の姿である。
問題点1
大垣文化会館スイトピアセンタの駐車場に車が来ると、職員はその客から200円を受け取り、コイン投入口に200円を入れる。それでゲ―トが自動で開く。職員は、客に領収書が必用かを聞いて、必要なら領収書ボタンを客の代わりに押して領収書を出して、それを客に渡す。全て客が一人で入退場の機械で出来ることである。どこの駐車場でも設備されている同型の入退場機械である。まるで部品生産の工場ラインに車がこれば、無条件にスパンを回すチャップリンのモダンタイムスの映画の風景と同じである。無駄な仕事である。
2019年8月10日、11:20 若い女性の当番の市職員が37℃度酷暑の中で対応
東側自動駐車場発券機 2019年8月27日(スイトピアセンンタ館休館日)
西側にも同じ駐車場がある。
問題点2
本来、駐車料金は無料が文化施設駐車場のあるべき姿である。どの市でも文化施設の駐車場は無料が常識である。大垣市は文化都市というから、無料が当然である。
問題点3
今まではシルバー人材センターのシルバーにその作業を依頼していたが、シルバーの契約を解除して、年間人件費678万円(県下一の高給)の市職員を2~3人も当てて、当番制でその駐車場入退場の機械当番を回している。それは市政100周年記念行事の宴で、金を使過ぎて予算に5千万円の穴(推定)を空けたためである。それでシルバーへ払う金が無くなり、市の職員を当てているためである。これは税金の無駄遣いでる。
問題点4
ここは陸の孤島で周りにレストランがない。大垣市はスイトピアセンタ内にレストランを備えていない。大垣市の補助もなく、対応が悪いので、食堂業者が既に3社も撤退してしまったのだ。だからお昼は外に車で食べに行かねばならぬ。その再入場時、また駐車受料金をとられる非常識である。大垣市は文化活動に対して冷淡である。とても文化都市などと自慢できない。
問題点5
この炎天下に、生身の人に、無駄な過酷な作業をやらせている。その作業は、37℃の外気とエアコンの効いた駐車場管理ボックスの出入りを何度もしなければならぬ。気温の変化が何回もあると体がおかしくなる。高齢の人でなくても担当作業員には虐待相当である。機械化されているので、本来、人は不要の無駄作業なのだ。
また駐車場を無料にすれば、ゲートも人件費も不要である。この夏の酷暑では、人道に反する。金儲けの「元気ハツラツ市」で園児達を炎天下のステージで躍らせる小川敏市政のやり方が横展開されている。
問題点6
年間、約800万円(推定)の駐車場収入に対して、2000万円近い人件費(推定)を投入している。効率化の行政の経営に逆行である。目先の金をケチって、大金を失う愚か者をドケチという。
小川敏市長が市制100周年記念行事に3億5千万円を投じて生じた、5千万円の赤字のツケ(推定)を、シルバー人材への予算をカットして、その仕事を人件費の高い市職員に振り向けた。結果として大垣市民にそのツケを回している。
駐車場料金収入の試算
200円×475台×稼働率0.3×年間300日=855万円/年
人件費
給与678万円×3人= 2,034万円
参考年収
岐阜市一般行政職 662.21万円 全国 173位
大垣市一般行政職 678.37万円 全国 112位
大垣市民平均所得 323.10万円 全国市区町村 286位
2017年
2019-08-28 久志能幾研究所通信No.1320 小田泰仙
新しい大垣を育てる階
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