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2019年5月 9日 (木)

大垣市長の知能は幼稚園児並み?

 岐阜新聞に小川敏市長が、市庁舎をロボットに案内され、自慢げに歩くデモ写真が掲載された。やらせで、その後ろを市の職員が拍手で演技している。「平成末期の大垣ド田舎芝居」で恥晒しである。

 小川敏市長は、それが大自慢らしい。それから推察すると、小川敏市長のオツムは、幼稚園児並みのようだと推定される。だって他市ではこんな愚かな話は聞かない。こんな技術は、金を出して市販のロボットを買ってこれば、どの市でも出来るのだ。やっても意味がないから、どの市もこのような愚かなことはしない。他市は賢明である。大垣市が愚かなのだ。

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 「自治体で全国初、案内役にロボット 岐阜・大垣市役所」

  2019.1.15 13:22  産経ニュースより

 

 大垣市が新市庁舎に導入するロボットの知能は、実質的に幼稚園児の知能に劣る。そんなことを大垣市民は望んでいない。私も市民も、そんなレベルのロボットに役所内の案内してもらおうとは思わない。少し質問を変えると、その対応できないロボットを誰が使うのか。認知症の人を案内するならともかく、そんな人は市役所に来ない。

 老人のように足の遅い案内ロボットを市役所に置いて、案内をされて誰が嬉しいのか。

 

血の通ったサービスを

 受付が「その窓口は、この奥の右です」と言われて、その案内が分からないレベルの人は、市役所に来ない。何事も案内嬢に聞いた方が、ロボットよりはるかに早い。市役所の案内なら、案内地図があるではないか。地図を見れば一目瞭然である。血の通った案内嬢がいるではないか。それを無視して、ロボットを導入するのは、市民を馬鹿にしている。それの目的は、IT業者への金のばらまきしかないようだ。小川敏市長には、元気ハツラツ市の運営で前科がある。

 戦艦大和のような大垣新市庁舎を建て、IT化するより、小さな市庁舎で、自宅のパソコンやスマホで市役所に行かなくても、申請や書類の受け渡しができるようにするのが、スマート都市のはずだ。

 わざわざ戦艦ヤマトの市庁舎に市民が出向き、足の遅い幼児並みのロボットに案内されるのが、大垣の未来なら悲惨である。その前提が間違っている。

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小川敏市長の発想

 ロボットのレベルが幼稚園児レベルなので、大垣市民はそれと付き合うには、それのレベルに合わせざるを得ない。大垣市民は幼稚園児レベルの、足の遅いロボットに案内されるより、血の通った人に案内された方が嬉しい。それが分からない大垣市長は、園児の頭脳に劣るかも。小川敏市長は、いかに「上から視線で」大垣市民を見下しているかの証明である。

 大垣新市庁舎に導入するロボットは、市販のロボットを買ってきて、揃えただけの代物である。それをITの最先端と宣伝とはお笑いである。

 

ペッパー君の「糞」闘  (ソフトバンク社の人間ロボット)

 大垣の百貨店ヤナゲンやエディオン、中部国際空港でも、この種の人間ロボットが置かれて「糞」闘しているが、私は、その姿が「臭く」て近寄る気にもならない。私は、そのペッパー君が客から質問されて、働いている姿を見たことがない。ヤナゲンのペッパー君は、この2019年2月15日、契約が終わり解雇されてしまった。

 三好眼科(福山市)でも、玄関にペッパー君がいたが、動いていなかった。

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 ヤナゲンのペッパー君(ヤナゲンのHPより)

 

ペッパー君の再雇用率

 ペッパー君の契約更新率(再雇用率)は、15%を切るようだ。それだけペッパー君は知能が低く、役立たずなのだ。私がペッパー君をいつ見ても、遊んでいた。ペッパー君を導入しようとすると、設備投資として費用が要る。契約期限がこれば、再契約(再雇用)だが、企業の経営者も役に立たないロボットに金を使うわけにはいかず、首にするのが現実である。ペッパー君でさえ、この有様なので、大垣市が導入を計画している普通の市販ロボットなら、余計にお粗末であろう。

 

大垣市役所のロボットIT化のお笑い

 大垣市は、出来合いの市販のロボットを買ってきて揃え、ロボットIT化でございますと、胡麻化す計画である。それで市民税を無駄遣いするつもりのようだ。市長と懇意のIT業者を潤す魂胆のようだ。能力の劣るロボットは、今までよりも、時間と手間がかかり、誰も使わないことになる。それより血の通った市役所の仕事をして欲しい。

 ただでさえ、小川敏市長は市民との会話拒否能力が高いのだ。こんなロボットが導入されたら、市役所の職員は全員、会話拒否となってしまうのではないかと危惧している。

 現実は正しい。今よりレベルが劣るロボットを大垣新市庁舎に導入しようとしているのが、小川敏市長である。小川敏市長は、経営者の眼で市の行政を見ず、業者への金のバラマキで導入しようとしている。小川敏市長は、その点で経営者ではない。福岡市長高島氏の爪の垢を煎じて飲んで欲しい。

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 大垣市役所に導入予定のロボット。だれがこんなロボットに尋ねるのもんか!

 市民を馬鹿にするな。役人の発想が理解できない。

 

 

大垣市役所の未来

 私が通っている「愛知県がんセンター」では、事務員の教育が徹底されていて、少し不案内を質問すると「私がご案内します」と近くでも自ら引率して案内してくれる。病身には感激である。こちらがは「方向だけ教えてくれれば」と質問したのに、恐縮するほどである。大垣市役所と大違いである。

 大垣新市庁舎に上記のロボットが導入されたら、血の通った(美人の)案内嬢が首になり。殺伐たる市庁舎になるだろう。その時は、大垣市民がロボットに合わせて、仕事を頼むようになる。つまり大垣市民がロボットの奴隷のなるのだ。そうしないと大垣市庁舎で、欲しい書類はロボットに頭を下げないと手に入らなくなるのだ。悪夢である。

 そんなロボットに囲まれて、大垣市民は幸せであろうか。

 

大垣のユートピア

 私が夢見るユートピアは、小川敏市長のいない大垣市である。IT化、AI化、と言いながら、人間が劣化していく社会は正しいのだろうか。虐め、凄惨な殺人事件がマスコミを賑わす世相に誰がしたのか。直接会話を拒否して、メールで済ませる世相が、人を幸せにするのだろうか。スマホにかじりついて、ゲームをしてばかりいる子が、大垣の未来を背負ってくれるわけではあるまい。その害毒を流してきた社会を作り出してきたのは、だれなのだ。小川敏市長の政策に大きな疑問を感じる。

 

2019-05-09   久志能幾研究所通信 小田泰仙

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