« 累計閲覧数 80,000達成 | メイン | 絵画ビジネスのからくりに泣く、60万円が3万円に »

2019年4月28日 (日)

油の浮いた「五目うどん」は毒

 私は体調を崩しているので、消化の良いものとして、最近はうどんをよく食べる。今回、2019年4月25日、アピタの眼鏡屋での待合時間に、アピタ内のうどん店・若鯱で「五目うどん」を食べて驚いた。そのうどんの汁には、油が浮いていたのだ。

 「五目うどん」の中身は、卵、シイタケ、ネギ、ゴボウの素朴な中身である。どの品も油を使った食材ではないのに、油がうどんの汁に浮いていた。怖しくなり、このお店に行くことを止めた。大規模小売店内のお店は、全国チェーン店がほとんどで、別工場で調理済みの食材を温めるか、少し調理するだけで、客に提供する。そのため、防腐剤や添加物が多く入っている。そういうお店は、己の命を守るため、避けるのが無難である。

 日本の食品の許可添加物数は1500種、アメリカは140種、欧州は30種ほどである。それも食材への油分の混入と関係があるだろう。日本の厚生省の食品行政が狂っているとしか言えない。日本のガンが急増している原因の一因と思う。

 

こだわりの盛田屋

 知人の紹介で、2019年4月26日、大垣の盛田屋で、卵とじうどんを食べた。次の日、鍋焼きうどんを食べた。そのうどんをジックリ観察したが、油は浮いていなかった。このお店は自然の昔ながらの作り方にこだわり、安心して食事をすることが出来るようだ。お店の奥には、自家製のうどん製造機が置かれていた。日々、これで製造していることが分かる。それに比べると、アピタ店内のチェーン店のうどん屋は、セントラルキッチンで大量生産され、各チェーン店に配送されるのだろう。その製法は、異常である。

P1120655

P1120650

油は毒

 油は病気の元である。日本人が油を料理に使うようになったのは、僅か明治以降の150年間程である。日本人は油の処理能力が欧米人と比べると、遺伝子的に劣る。欧州人はオリーブオイルを2000年以上も使ってきた。

 私はドクターストップで油分の多い食品は食べない。揚げ物、油分の多い魚、油脂分の多く入った食材等である。だから稲荷寿司も油揚げも禁止である。特に脂の乗った鰻、ノドグロなど美味しい魚も禁止である。

 

免疫力の低下

 美味しいものには毒がある。その食材の油分が血管にプラークと言われるコレステロールのカスとして、血管内壁に付着し、血液の流れを阻害して高血圧症になる。機械力学的に、ポンプの心臓から送られる血液を送るパイプの内部が細くなれば、送付圧力を上げねばならぬ。それが高血圧である。体が必要だから血圧を上げているのに、それを降圧剤で下げれば、血液が末端まで行き届かず、脳梗塞、心筋梗塞、ガン等の病気の遠因となる。血管内部が細くなると血液に含まれる免疫酵素である白血球が、体の末端の細部まで行き届かなくなるのだ。免疫力が下がれば、ガン等の病気になりやすくなる。

 

失明の危機

 毛細血管の中で一番細い血管が、目の網膜の血管である。それが詰まれば失明の危険がある。私は3年前に網膜静脈閉塞症になり、失明の危険に晒された。大学病院では対処療法で治療を受けたが、その真因を血管内部のプラークと私は推定した。それで久留米の真島消化器クリニックに4か月に一度の頻度で通い、真島院長の指導で、高血圧を治した。その結果、網膜静脈閉塞症も治った。血管の異常は万病の元なのだ。

 

脂ぎった輩

 ギラギラした脂ぎった輩との付き合いも、自分が人生の医師となって、「ドクターストップ」である。それで人生が清貧になって、心がやすらかになって、心身とも健康になった。健康とは、体と心が健やかに康らなになることだ。体だけ丈夫でもダメである。

 

2019-04-28   久志能幾研究所通信 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

コメント

コメントを投稿