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2019年4月17日 (水)

ガン治療の狂騒曲は、兎と亀の競争

現代日本のガン医療は、暗中無策

 幼児がウサギと亀の競争を見て、「なぜ亀は、寝ているウサギを起こしてやらなかったの? 亀は意地悪ね」と言ったとか。素直な幼児の眼は、仏様の眼と同じである。

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馬場恵峰書 「24色紙」 明徳塾で撮影。支えている手は齋藤明彦氏。

2012年4月20日

 

世界のガン治療の潮流

 米国では「抗がん剤、放射線治療が効果なし」と米国議会で証言されて、1988年以降、代替医療を展開してガン死が減っている。それなのに、なぜ日本はそれを参考にしないのか? 「日本ガン学会はガン患者に意地悪ね」と言いたい。よほどガン・マフィアの利権が大きくて、妨害工作が大きいのだろうと邪推してしまう。

 最近、ガン特集番組を見て、気になった言葉が「医師の言いなりにならない。」であった。ガン専門医師は、ガン・マフィアに踊らされている。ガン治療の基本は、標準治療といわれる。手術、抗がん剤、放射線治療が標準治療と言われている。愛知県がんセンター等の大病院は、それを基準に治療をしている。私もそれに沿って治療を受けた。それで何故、日本だけがガン死が急増しているのか? 欧米のガン死は減り続けている。標準治療を放棄した米国で、ガン死が減っているのに、なぜ日本の医学界は現状の標準治療を変更しないのか?

 「猛毒の猛発ガン物質の抗がん剤でガンを治せにないのは常識」(厚生省技官)、「治療を受けると余命3年、受けないと12年半」(H・ジェームス博士)、「2~3種複数の抗がん剤投与で、死者7~10倍」(米国東海岸リポート)等の情報をガン学会はどうみているのか。

 世界のガン治療の主流は、脱・抗がん剤、代替医療に向かっている。それに対して日本のガン学会は背を向けている。その被害者は日本のガン患者である。

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現代医療の限界

 どんな優秀な医師も会社(病院の基本方針)の方針には逆らえない。医師も生活がかかっている。出世もある。家族もいる。だから病院の方針に疑問があっても医師は病院の方針に従って治療をする。その方針が正しいかどうかは、関係ない。医師も宮仕えの身なのだ。

 ガン特集番組の多くを見て感じたことは、「医師も最適な治療方法は分からない」であった。外科医も抗がん剤の薬剤医も放射線医も、専門分野ごとの細分化され、全体像が把握できていないようだ。専門医は、木を見て、森を見ていないようだ。わかれば、ガン死は減るはずだ。しかし日本の医療でガン死は激増している。医療費だけは毎年、増加である。40年前に10兆円であった医療費が、現在は40兆円を超えている。ガン患者は2倍に増え、乳ガン死は4.7倍に増えた。幼児でもおかしいと気が付くのに、ガン専門医は、気にしないようだ。

 

ガンだって生きたい

 自然の原理では、ガンになった原因を無くさずに、ガンを攻撃すれば、ガンは別の場所に逃げる。ガンだって、生きたい。ガンが生まれたのにも理由がある。ガンも命がある。それの存在理由を無くさないと、ガンだって死ぬに死ねない。たまには、ガン細胞の身になって考えよう。

 ガンを抗がん剤、放射線で攻撃するとは、傲慢である。ガンだって命がある。抗がん剤で虐められれば、それに対抗した免疫力を付け、さらに強力にガンが再発する。現代医療のガン治療は、もぐらたたきである。

 生活と食事と精神状態を変えないと、ガンは再発する。ガンは外から来たのではなく、己の細胞が変身したのだ。

 いわば、ガン細胞は身内がぐれて不良になったようなもの。ぐれた彼を優しく受け止めてあげて、そうなった理由を追及し、その原因を無くせば、不良になった身内も改心して、堅気のなって帰ってきてくれる。それがガン治療のヒントではないか。

 

ガン検査でガンを作る

 CT検査を繰り返せば、許容以上の放射線を受けて、ガンが発生する。それの確率が10%である。CT検査は通常のX線撮影の600倍の放射線を浴びる。医師は安易にCT検査で患者に施す。

 私の例でも、2019年2月に、愛知県がんセンターで手術前のCT検査を受け、8月に術後の再発確認で、またCT検査を受けねばならぬ。それでは、年間許容放射線量をオーバーしてしまう。私は今から、どうしようかと焦っている。

 がんセンターで指定された抗がん剤治療で、5年後死亡率が10%下がるというが、CT検査で10%もガン発病が増えたら、ブラックジョークである。

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「CTはレントゲンの600倍の放射能を放射して、10万人に104人の割合でガン患者を発生させる」との記事が“The New York Times” SEPTEMBER 9,2012に掲載されている。

 不思議なご縁で、私の英語の師の後藤悦夫先生のアドバイスで、当時、私はこの新聞を定期購読していた。その時の記事である。当時、奈良に居たが、その地区での購読者は、私だけであった。

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現代医療の傲慢さ

 「人が現代医療でガンと闘い、ガンを叩き、ガンを殺す」との考えは傲慢である。治すのは、己の自然治癒力である。現代医療はその自然治癒力を否定する。それでいいのか「抗がん剤、放射線治療でガンは治りました、患者は免疫力低下で死にました」が現代医療の姿である。ガン患者の8割が、抗がん剤、放射線治療のため免疫力低下で肺炎等の病気で死ぬ。

 何かおかしい。幼児の素直な目で物事を観察して、ガンに対応したいと私は走り回っている。その過程で多くの学びがあるはずである。

 

良い子ぶるのをヤメ

 私は今まで「良い子」で生きてきた。親のいう事を聞き、素直に先生のいう事を聞き、優等生として生きてきた。特待生にもなった。会社でも上司の言うことを、裏で舌を出しながらも黙って会社方針に従ってきた。しかし、宮仕えの身から離れ、余命2年を宣告された今だから、居直って、「悪い子」になって生きたいと思う。悪い奴が世にはばかる、を実践したい。そうすれば長生きできる?

 

2019-04-17   久志能幾研究所 小田泰仙

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