« 身体の保全と危機管理、がん増加の真因 | メイン | 人生の結論 »

2019年2月11日 (月)

河村義子先生が教える人生評価

 人は棺を覆ってその評価が定まる。評価する以上は、その評価基準が明確でないと、評価ができない。

私が信ずる評価法は、一生に間にどれだけ稼いだか、集めたかではない。どれだけ人に与えたかである。人生はお金ではないのだ。お金は人生で価値を生み出すための手段に過ぎない。それを間違えるから、人生道を誤り、社会に害毒を流すことになる。長い目で見て、その誤謬の実例が今の欧州の混乱だと思う。この世では、最高のことしか起きない。因果応報である。

 

欧州の混乱の真因

欧州人の過去の覇権主義思想が、現代欧州社会に混乱を起こすという、最高の結果をもたらしたのだ。欧州の現代人は、ご先祖がしでかした罪の尻ぬぐいをしているにすぎない。その真因を探らず、対処療法で、手当をしているから、混乱が収まらない。欧州のご先祖は、アフリカから現地人を奴隷として拉致して、金儲けをしてきたのだ。アジアを植民地にして、アジア人を見せしめで虐殺してきた。それが植民地政策であった。今更、人権重視だ、差別反対だと、ほざいても、現実の欧州社会は、有色人種に明確な差別がある。アメリカを発見したコロンブスは、奴隷商人であった。

 

ホリエモン語録

 「誤解を恐れずに言えば、人の心はお金で買えるのです。」、「人間を動かすのはお金です。世の中にカネで買えないものなんて、あるわけないじゃないですか。」、「お金が最も公平な価値基準です。」

.

 以上の言葉の真偽は、ホリエモンが棺に入らないと、分からないだろう。少なくともグローバル経済主義的には、正しい考え方だろう。それを実践することで1%の富者は、99%の富を独占することができた。それで99%の人が不幸になる社会が正しいのだろうか。戦前は、植民地政策、侵略戦争で、覇権国が富を独占できた論法である。私の個人的見解では、間違っていると信じている。

 

河村義子先生の評価

 義子先生は音楽と後継者育成に命を掛けたが、お金は貯まらなかった。わずか(?)100万円程の演奏会主催費用の捻出に苦労をされた。コンサートは、金儲けでやるなら、やらない方がましなのだ。大垣の子供たちの音楽教育のため、命を掛けて音楽活動をされた。あしながチケットを子供たちに贈って、音楽の素晴らしさを体験させた。大垣の音楽文化を向上させるために、教育と音楽活動に命を捧げた。だから、葬儀の弔問客が1000人にもなった。私は良き師と巡り合って幸せだと思う。河村義子先生は、人生の価値評価とは何かを、体で教えてくれた。感謝。合掌。

 

2019-02-11   久志能幾研究所 小田泰仙

 著作権の関係で、無断引用を禁止します。

コメント

コメントを投稿