大垣市民の金を私物化。ゴーン前会長と同じ
小川市長がゴーンと同じように血税を私物化
2018年11月17日、小川敏大垣市長は、「かがやき熟年式」のオープニング式の祝辞で、この行事が75番目の行事だと豪語した。あと25の行事をやり来ますと宣言である。大垣市長はそうまでして、大垣市制100周年記念行事の名目で、遮二無二に、なにがなんでも行事数を100件にして、でっち上げて分捕った3億4千万円の金を使いたいのだ。無理な行事には、必ず不正が発生する。政治経済界の法則である。やり方が不自然なのだ。市民はそんな行事などして欲しくないと思っている。
小川敏市長には大垣市民税の血税に対して、惜福という考えが全くない。市長にとって、市民税は人の金である。ゴーンが日産を私物化したのと同じ考えではないか。あるのは自己満足と、業者への忖度である。なにか見返りでもあるのではと、勘ぐってしまう。長期政権は腐敗するという常識は、日産にも大垣市にも当てはまると思う。奇しくも、ゴーンも小川敏市長も19年間の長期政権である。
「かがやき熟年式」のオープニング式 2018年11月17日 10:20
石川議長の愚言
石川市議会議長は、小川敏市長の次に祝辞を述べた。そのついでの話しで、大垣の小学校エアコン設備問題で、補助金のお願いを麻生大臣に陳情したと、大威張りであった。笑ってしまった。エアコン設備率が県下最低で、今までやるべきことをやっていなかっただけの話しである。それなのに、それを麻生大臣に陳情したと恥ずべきことなのに自慢している。やるべきことをやっていれば、陳情もいらないし、東京への出張旅費もいらない。忙しい麻生さんの時間を煩わすこともない。市民税、国税の無駄の上塗りだ。それを大勢の前で、己の怠慢を自慢する人に、議員の資格があるのか。
ゴルゴ13
その時のついでの話しとして、石川議場は麻生さんから帽子にサインをしてもらったと、その自慢話をして帽子をかぶって見せて、祝辞の時間をつぶした。なんとノー天気な議長なのか。サイン用紙の用意がなかったので帽子にしたというが、準備・段取り能力がないことの証明である。ゴルゴ13が愛読書のレベルの大臣にサインをもらうのがそんなに嬉しいのか。この「かがやきステージ」の開催祝辞で自慢話をするレベルではなかろう。もっと政治のターゲットを絞って、ゴルゴ13のように削減すべき予算を狙撃してほしい。何のための議長なのか。何年議員を経験しているのだ。そんなことだから大垣は衰退している。
石川議長の帽子自慢
優先順位
そんな国の援助を期待せず、小学校エアコンの設備費14億円の金なら、財政の豊かな大垣市なら、各所の予算を少し節約すれば、浮く金額である。だって、岐阜県の主要な都市の小学校エアコンの設備は100%なのだ。大垣市小学校エアコン設備率だけが2.4%である実態が恥さらしである。なぜそうなったかの原因追及と再発防止をするのが先である。陳情はその後だ。
まず大垣市制100周年記念行事だけでも3億円が浮く。最低でも2億円は浮く。大垣債を発行する手もある。他にも不用不急な施設の投資を見直せば、資金は作れる。議会として他力本願の国への陳情より、己たちの努力で、小川敏市長をコントロールして、予算を節約して資金を作って欲しい。大垣駅前の近寄る人の少ない不急の「カメの池」新設などは後回しにして、小学校エアコン問題を片づけてからでも遅くない。そういう大垣駅前商店街の店主や庶民の怨嗟の声が私にも聞こえてくる。
大垣駅前の亀の池 ハツラツ市で賑わってもこの程度。普通の日は、誰もいない。
2018年7月1日 日曜日 14:56
2018-11-24 久志能幾研究所 小田泰仙
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