極楽の大垣市議会で、地獄を見る
長崎市は市教委が来年の6月までに、全中学校と小学校の一部にエアコンを先行投資する方針を打ち出した。(2018年9月7日付け長崎新聞より)
同時期、小川敏大垣市長は「来年度中に設定したい」という方針を公表した。6月までではなく、来年度中である。大垣市と長崎市の差を見て、大垣市の対応が情けなくなった。小川市長は、どうせ出さねばならない費用なのに、ぎりぎりまで出さない意向のようだ。せこいとしか言えない。とにかく小川市長は、教育関係の費用は、金を出すのは、出来るだけ遅くしたいのだ。
9月10日の市議会の一般質問に答えて、小川市長は、「エアコン工事は来年6月までの全部は、難しい」と表明した
利権行事
それでいて、業者の利権に関係すると思われる行事(100周年記念行事、元気ハツラツ市行事)には、金を使い放題である。会計報告も条例でマル秘である。
いつの間にか、この行事予算の3億1千万円が3千万円も増えて、3億4千万円になっていた。
未来博
その行事の一つである未来博が、大垣市議会の承認なしに、どんどんチラシや大垣市のHPで紹介をされている。本来、大垣市議会の承認を得てからしか、実行できなのに、小川市政はフライングをしている。
それを岡田まさあき市会議員は9月10日の9月議会の一般質問でかみついたが、のれんに腕押しで、小川市長は全く反応がない。というより、無視で回答をしない。他の市会議員も議長も誰も同調せず押し黙っている。民主主義違反なのに岡田議員以外は誰も異議を唱えない。ずーと押し黙って議論にも参加しない。まるで認知症ばかり集団の極楽で、何を言っても反応しない世界のようだ。
地方紙も同調
さらに次の日の岐阜新聞も中日新聞も、この大事なことは記事にせずスルーである。それでいてアライグマの殺問題の質疑は記事に掲載する。だから大垣市民は傍聴した人以外誰も知らない。市民に知らせるべき大事な情報をわざと知らせないのはフェイクニュースである。
極楽とは
極楽とは、自分たちがやっていることは、正しいと思う人たちが集う場所である。本人たちに罪に意識がないので、閻魔大王様もその人たちを極楽へ送るしかない。認知症の人が、罪の意識もなく、逆走や徘徊を繰り返すので、その罪は現世では問われない。刑事事件を起こしても、精神疾患の場合は、免責である。それと同じである。
その極楽に正常な神経の人が行けば、話が通じず、正常人には地獄である。まさに大垣市市議会の会場が極楽である。
2018-10-01 久志能幾研究所 小田泰仙
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