« 大垣霊園で踊るミッキーマウスと妖怪 | メイン | 大垣行政は目玉の交換を »

2018年10月10日 (水)

首狩り族の百年狂舞

大垣市議会能舞台での妖怪劇

「活動の阻害になる恐れがあるので、執行中の案件の予算はマル秘としている。公開は、今後の研究課題とさせていただきます。」

「その都度、適切に対応している」

これは2018910日、大垣市議会一般質問での能舞台で、小川敏市長が何度も繰り返した答弁である。

 

警察と泥棒

「大垣市役所の経済部長が、大垣観光協会の副会長を兼ねている。市制100周年記念事業の会長が、イベント会社の社長である。それは助成金を出す方と、受ける側が同じ人では、行司と力士が同じ役であると同じだ」と岡田まさあき議員が暴露質問で、小川敏大垣市長を追求しても、のらりくらりと「ノー能舞台」の決まり文句を繰り返すだけ。まるで痴呆舞台である。

 

お抱え新聞社は透明妖怪、全てスルー

本件は、翌日の岐阜新聞、中日新聞でも、スルーである。新聞社も大スポンサーなどには、逆らえない。これは議会を傍聴しないと、分からない極秘事項だ。大垣市政から、新聞社に圧力がかかったのではと、素人は勘ぐってしまう。

 

村八分の罰は首狩り

 大垣市議会は、首狩り族が跋扈する妖怪の集会場。美味しいプロジェクトの首を取って、美味しいところを独り占めする。大垣市が主催するイベントの美味しい案件を、イベント会社の主請負になり、その首根っこを押さえて、予算額の首を取る。「それのどこが悪いンヤ。そんなことを言うなら、お前は村八分だ」と。あな怖ろしや、首狩り族症候群である。

 

村八分の死例

 岐阜県のある若い市長が贈賄で起訴され、敗訴して辞職した。その期待された市長は、行政の改革を訴えて市長になったのだ。その純真な市長を贈賄で嵌めるのは、赤子の手を捻るようなもの。首狩り族の村で、首狩り反対を訴えたので、村八分にされ、嵌められて首を狩られた、と私は解釈している。敵が相手を贈賄で嵌めることなど、伝統の裏技で簡単なのだ。

 

首狩り族からの学び

かように、首狩り族の村で、反旗を翻すのは、困難を極める。相手も、首狩りをしなければ、己の首が狩られてしまう。可哀そうな立場なのだ。ビジネスでは、常に相手の立場でものを考えることが必要だ。首狩り族からの学びである。たまには首狩り族の身になって、考えよう。相手も辛いのだ。

 

首狩り族の掟

首狩り族の村で、酋長になっても、その周りの衆のほうが怖ろしい。操られた酋長はピエロである。ピエロに徹しないと、首を取られてしまう。それが首狩り族の世界の掟。

 犬でも猫でも、食べている餌を取り上げると、激高して噛みついてくる。それが首狩り族なら、なおさらのこと。よほど慎重に対処せねば、正論者が首を取られてしまう。それが前述の亡き市長の勇み足の教訓のようだ。

 

2018-10-10  久志能幾研究所 小田泰仙

  著作権の関係で、無断引用を禁止します。

コメント

コメントを投稿