呂律が回らず、急遽、MRI検査
ロレツが回らない
2018年9月28日(木)12時ごろ、いつも世間話をしている知人から、私の話し方がいつもと違い、呂律が回っていないと指摘を受けた。脳梗塞の疑いがあるので、病院に行った方がよいと指摘をされた。大慌てで、脳の診察を受けたが、結果はセーフで、ほっとした。その過程で色んな学びがあった。
病院に行くタイミングを失敗
その日は木曜日で、かかりつけの医院は昼から休診である。その医院は循環器系の医院で、院長が大垣市民病院の元部長であったので、翌朝、そこで紹介状を書いてもらい、大垣市民病院に行くことにした。その判断は失敗であることが、後で判明した。大事に至らなかったが、時間の点で失敗である。脳梗塞は、その処置に一刻を猶予もないのだ。
私の頭の隅にある記憶は、母が脳出血で倒れて、処置が遅れた痛い経験である。後、半日でも早く病院に連れて行けば、との後悔が今でもある。
大垣市民病院で診察
そのかかりつけの医院に、朝一番で行き、診察を受けて、その場で大垣市民病院の脳ドック診察の予約を取ってもらった。最短の午前11時から予約が取れた。その点では、地域連携病院に行ったのは正解であった。
大垣市民病院の神経科で診察を受け、脳のМRIを受けた。その結果は、脳梗塞での心配ないとの診断で安堵した。しかし、長年の動脈硬化の影響で、脳がかなり傷んでいるという。「かなり傷んでいる」という表現が微妙で、良く判断ができなかったが、過剰な心配はいらないとのこと。
私は、循環器系の治療で、現在の血管内プラーク層減少の食事療法を続ければよいと判断した。普通の人は、血管内のプラークが動脈硬化に絡んでいることをあまり知らない。
対応の遅延
今思うと、紹介状なしの特別診察料5400円を節約するため、かかりつけの医院で紹介状を書いてもらったが、これが間違いであった。緊急事態なら、急患で病院に飛び込めばよい。5400円がどうのこうのという話ではない。いくらかかりつけの医院でも、半日も時間が遅くなるのは、ダメである。次回は、すぐ飛び込むことにした。
いくら5400円を節約しても、かかりつけの病院での診察で、3500円を請求された。また待ち時間を含めて2時間を無駄にした。付加価値換算で2万円。だから少しも節約になっていない。むしろ緊急事態で時間ロスをした。
予防対策
そうならないように、3年に一度は、脳ドックを受けるべきだ。なじみのディーラの店長さんは、3年毎脳ドックを受けているという。私は10年ぶりの脳のМRIであった。その点の健康管理に抜けがあった。
6年前の御恩
2012年頃、私は歯周病が原因で奥歯を一本抜いた。それで、インプラントを入れる段取りをしていた。その準備段階で、馬場三根子先生(当時82歳)から、「インプラントを入れるとМRIが受けられなくなるので、若い小田さんは覚悟したほうが良い」との助言を頂いた。インプラントの金属がМRIの電磁波に反応して、画像診断ができないためである。それで、当日の手術2時間前にその手術をキャンセルした。お陰で、今回の脳ドックでМRIを受診できた。
手術予定の萩野歯科医院からは、インプラント手術に関してこのМRIの事前告知はなかった。それで、この萩野歯科医院とは縁を切った。
もっと恐ろしいことは、インプラント手術をキャンセルしても、萩野歯科医院は、「大丈夫です。インプラントの部品代は、出来高報酬ですので、キャンセル料は不要です。作った型代だけお支払いください」であった。インプラントが医療ではなく、金儲けであることを悟った。キャンセルして正解であった。
その三根子先生のご恩で、今回の脳ドックが受診できた。ご縁に感謝。持つべきは良き師である。
データ受領
今回、大垣市民病院から。脳ドックでのМRIでの断層写真を渡してもらえたのは、嬉しいこと。この点は、昔からは進歩している。10年前の県立奈良病院でのMRI検査では、データは渡してもらえなかった。
2018-10-04 久志能幾研究所 小田泰仙
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