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2018年10月17日 (水)

磨墨痴827 命綱を付けよう

 私は、財布とかカギを身に着ける時は、それには命綱を付けている。それは命の次に大事なものだから。外で落としたら、致命的な損害を被る。その昔、自宅マンションのキーを落として、大騒ぎをしたことがある。時々、車に乗り降りするとき、ズボンポッケトに入れた財布を座席シート隙間に落とすことがある。

 財布や鍵を落とすとは、自分の時間を失う事。時間とは命である。だから、その喪失の危険性を防ぐために、それに命綱を付ける様にした。簡単な紐で衣服に結べば、それを落とすことを防止できる。体に付けた紐がそれを防いでくれる。

 

蜘蛛の糸

 何かあったとき、命綱となる人が、己にはいるだろうか。その目にみえない命綱を作るのは、陰徳である。徳を積みたまえ。そうすれば仏様が大事な時に、蜘蛛の糸を下ろして助けてくれる。しかし、徳がないと、その糸も簡単に切れてしまう。仏様が己の運命の命綱を握ってもらえるような生き方をしよう。

 

2018-10-17 久志能幾研究所 小田泰仙

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