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2018年8月31日 (金)

大垣市が奏でる妖怪経営

人生経営でのデュエット 

 カナデノワコンクールで、ピアノのデュエット演奏だからと言って、二人が同格はなく、どちらかがリードを取らないと、メリハリがなくなる。それは演奏する二人の姿に現れる。組織とは2人いれば、成立する集合体である。組織である以上、どちらかが決定権を持たねばならぬ。

 家庭という組織なら、お母ちゃんが社長である(笑)。なにせその組織に一番多くの時間を費やして、家庭に一番目を光らせているのは母親だからだ。お父ちゃんは、外の組織で社長として稼ぐのに忙しい。定年後、ふと家庭を顧みると、お父ちゃんの居場所はない。それで定年離婚が成立する。父親は、家庭に目を向ける時間があまりに少なかった咎である。

 分野別の事業部で、責任を分担したほうが、家庭がうまくいく。それでも、常時、互いに目を向けないと協奏が成り立たない。このカナデノワコンクールは、お互いの協調によって、曲を奏でることが評価される。二人で作り出す演奏である。出しゃばらず、引きすぎず、二人で最高の音を創造する技量が問われる。そのためには、リーダーの役割が大きい。

 あなた(夫)は家庭の責任者として、奥さんのリードに従っていますか? 家庭では「稼いでの輪」の演奏を「奏での和」にして、夫婦で頑張らなくてはならぬ。

 

未来食い妖怪

 大垣の未来を創るという仕事は、行政と実務者の市民とのデュエトなのだ。勝手に行政が、金を使いたいだけの行事のやりたいことばかりするから、不協和音を発して大垣市は衰退していく。

 現在、大垣市制100周年記念行事として、水まんじゅうギネス挑戦、大相撲大垣場所、お宝探偵団、NHKのど自慢大会、大垣さん大集合、ディズニーパレード、等が実施、計画されている。これらを実施しても、大垣の未来のためには、何の種まきにもならない。業者だけが潤い、税金の無駄遣いである。

 なぜか大垣市はこういう音楽活動の文化行事にお金を出さない。大垣市長が芸術に無理解であるためである。ノーベル賞受賞者の大村智先生はカナデノワコンクールの前日の大垣市の講演会で、哲史と山本周五郎の言葉を引用された。

「芸術を楽しむことによって、情緒が高められたり、品性が陶治される(哲史)」

「すべて芸術は人の心をたのしませ、清くし、高めるために役立つべきもの(山本周五郎)」

 大村智先生は、北里研究所病院での芸術作品の活用で、教育にフル活用されている事例を紹介された。

 この場に小川敏市長も同席して、挨拶で大村先生の講演に感銘を受けたと吹聴していたが、実際の行動が大村智先生とは逆で呆れる。小川敏市長がその座にあるのが大垣の不幸である。

 

マル秘口無し妖怪が跋扈

 カナデノワコンクールは、ボランティア活動で、子供達の未来のための投資である。こういう文化の行事に、大垣市はビタ一文金を出さない。大垣市制100周年記念事業の愚劣な行事には3億円余もバラマキである。なおかつそのお金には腐臭が感じられる。なにせ使用用途と会計報告はマル秘なのだ。哲史が言うように、それから見ると確かに大垣市長の品性は高くない。

 今年のカナデノワコンクルールの参加者がかなり減った。日程が悪かった点もあるが、基本的に市の援助がなく、ボランティア活動として運営している点が最大のネックであろう。なんで「水まんじゅうギネス挑戦」が市の全面資金投入で、未来の子供たちの情操教育のイベントが市民だけの寄付に依存した活動なのか。

 

計値ケチ妖怪の尻尾

 小川敏大垣市長は、派手なことには顔を出し、出しゃばるが、地道な保守、教育、文化、環境整備には「節約」とかで金をケチる(計値)。1000人収容能力のソフトピアジャパン大ホールの貴賓席の椅子がハゲハゲなのだ。たまたま目にした大垣市長の貴賓席の背もたれが、ぼろぼろ。まるで大垣市長がしっぽを出したのを象徴するようだ。一事が万事である。人の育成や建屋の保守とは地道な仕事である。それには小川市長はまるで関心がない。己の自己満足と大垣の子供の教育を値踏みの天秤にかけ、教育を捨てたのだ。それをケチという。

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 大村博士の講演会 大垣ソフトピアジャパンの大ホール

 左は小川敏大垣市長、右は伊藤秀光県会議員

 貴賓席なのにボロボロの椅子  2018年8月7日

 

園児を食い物にするムシムシ妖怪

 5月15日と7月18日に文科省から生徒の熱中症対策の注意喚起があるにも関わらず、大垣市長命令で、8月4日の芭蕉楽市で、炎天下36度の高温のなか、「みつづかこども園」の園児を無帽で踊らせて肌に火傷を負わせる冷酷さである。9月1日にも芭蕉楽市で「木の花保育園」の園児が、踊らされる予定である。たまたま台風の影響で気温が下がる予想(8月31日現在)で、雨の予想でもあるが、本来なら8月4日と同じ灼熱の36度の炎天下である。小川敏市長には、文部科学省の通達など知ったことではないのだ。小川敏市長は、文科省との協奏も無視無視妖怪なのだ。小川市長よ、お願いだから、園児を食い物にしないくれ!

 

ブログ「36度の灼熱地獄で園児を踊らせる「鬼の小川市長」」(2018-08-24) 

添付資料 文科省通達(2018年5月15日)11__1.jpgをダウンロード 12__2.jpgをダウンロード

 

妖怪の世界へようこそ

 大垣市駅前商店街の中央のモニュメントも錆びさび、街路灯も錆びさび、芭蕉の案内看板もハゲハゲ、大垣駅前商店街はシャッター通り化して、人通りのない幽霊通りのテーマパークになるばかり。保守保全に金をケチる市長が君臨すると、大垣市は幽霊都市の墓場のようになるばかり。行政とは、お祭りやイベントの派手なことばかりでなく、日頃の当たり前のことを、市民の目の届かない身だしなみ(保守保全)をする総合演奏が政治なのだ。イベントで甘い汁を吸っている妖怪が跋扈という霊気を大垣市役所に感じる。

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3p1050019  大垣駅前商店街の中央のモニュメント サビサビ 2018‎年‎5‎月‎3‎日、‏‎13:35

   これは一つ目一本足妖怪のモニュメント?    回りが無人で不気味

   街並みの紫の垂れ幕が、暗い雰囲気を醸し出し不気味(センスが悪い)

4p1040093  大垣駅前商店街の中央の街路灯 サビサビ

 街路灯サビサビ妖怪

5p1040085  剥げて読めない芭蕉の句の看板    のっぺらぼう幽霊看板

6p1040075  死期の道の看板 鳥の糞だらけ

7p1040997 人影のない無い大垣駅前商店街中心地  幽霊通り

  右は大垣市商店街組合の事務所   2018‎年‎5‎月‎3‎日(祝日)‏‎12:41

社会との協奏でなく、妖怪との狂演

 墓場から生まれたという設定の墓場鬼太郎は、登場当初、性格が暗くて、さっぱり売れず、水木しげるさんは餓死寸前まで追い込まれていた。それでも好きな絵を描いているので苦にならなかったようだ。それを『週刊少年漫画マガジン』で、鬼太郎の性格を明るく愉快な妖怪漫画の主人公に変えたら、人気を呼んで、今度は締め切り妖怪、注文妖怪に攻めまくられ、寝る時間もない売れっ子漫画家になってしまった。漫画の世界でも、読者の心と協奏できる作品でないと、自己満足だけの漫画になってしまう。それを鬼太郎は教えてくれた。

 大垣行政は、ギネス毒水まんじゅう、大垣さん大集合、と小川敏氏だけが自己満足で、市民がそっぽを向いている金食い妖怪の行事ばかりに熱を上げている。小川敏市長は、業者の方にばかり目を向けて、市民には背を向けているから、大垣市は墓場として衰退していく。小川敏市長は、大垣市の死神である。

 不幸中の幸いで子供の死亡事故にはならなかったが、2017年の大垣ドローン墜落人身事故も大垣行政の責任である。大垣市の責任者は責任を業者に押し付けて、厚顔無比妖怪はドローんとトンずらした。その総責任者は小川敏市長である。

 市民との協奏がなければ、いくら大垣市制100周年記念行事に金を使っても金切り音の狂奏となる。

 

大垣の未来協奏

 大垣市の未来のために、行政と市民が奏でる活動が、大垣の未来を創る。悲しいことだが、行政の指揮者・小川敏市長が市民とは遊離して、行政だけが勝手に自己満足の毒奏を強行して、暴走している。あぶく銭の金切り音がやかましい行政毒奏である。

 

2018-08-31  久志能幾研究所 小田泰仙  

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