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2018年6月27日 (水)

極楽運転道 1.車の安全対策(8/8)

(13) 最適な車間距離 

 最悪の車間距離とは、相手に迷いの起こさせる中途半端な車間距離である。車間距離をつめるなら最適の距離に。つかず離れずが原則である。。もしくは、思い切り車間距離を空けること。だだしその場合は、お巡りさんにはご注意を。

 中途半端な車間距離は、相手をその気にさせる。それが事故のもと。中途半端な車間距離を空けると、右折時や割り込み時等に、相手にその運転の行動決断とその決断時期を誤らせて事故の原因となる。相手にその気を起こさせない、流れにそった運転が事故を減らす。

 

 最適な車間距離は走行速度の半分。

  一般路で40km/hなら約20m (3秒間で走れる距離) 

  下図は、秒数えでの目安

 

 ①  1000・11    ,  1000・12 ,   1000・13

    せん じゅういち  せん じゅうに  せん じゅうさん

 

 ② 白のセンターラインのピッチ=10m (一般路)

     白のセンターラインの長さは5m、ピッチが10m

 正しい車間距離とは、前方で何事か起きた時、状況をはっきり見ることが出来、余裕を持って、落ちついて、正しい行動を取れる距離です。 (中嶋悟氏*2

 

(14) 等間隔の法則    

 交差点通過では、なるべく前の車の列と同じ車間距離をとって通過すべきである。

 これに反すると、交差点通過で、時々自分の直前を強引に右折する車を誘発させることになる。これは、車間距離の絶対値が適正でも、前の車と一寸長いだけの相対的な差があると、イライラして待っている右折車は、相対的な車間距離を勘違いしてしまいやすい。その結果、強引な割り込みをかける「出来心」を起こさせる。

 犯罪の防止でも、相手にスキ、出来心を起こさせないガードが必要とされる。事故防止でも同じである。

 

犯罪社会の米国では、駐車中の車内に荷物を置かないのが常識

 置く場合でも、目につく室内ではなく、目につかないトランクルームに入れること。日本はまだ、ここまで気をつかわなくてもいいが、私はこれを実行している。最近の日本も、外人労働者の増加で危なくなってきている。

 

(15) 交差点での右折時の注意 

 交差点の中央で右折を待つ場合は、進行方向に対して真っ直ぐな方向にして待つこと。そうしないで、斜めに止めると、自分の危険を含めて対向車線の車に対して迷惑である。斜めに止めて待てば、後ろから追突された場合、対向車線へ飛びだして2重の事故になる危険が多い。事実、最近社内の人が国道1号線での右折時の待機中に、これに起因する事故にあった。その車は追突され対向車線に飛びだし、運転者が重傷を負った。

 斜めだと、車の投影長が長くなり、対向車線の車の走行にご迷惑となる。それがしいては事故の原因です。このマナー違反はおばちゃん運転手に多い・・?

 

(16) 右大回り、左小回りで 

 交差点で右折する場合は、直進車を避けるために大回りで曲がること。左折する場合は小回りで曲がること。

 もし直進車が突っ込んできても、そうしない場合より衝突までの時間が稼げて、自分の身を守ることになる。なにせその時は運転席側に突っ込まれるので、なるべくその危険性を少なくする手段である。その手段が「右大回り」。

 

2018-06-27

久志能幾研究所 小田泰仙  HP: https://yukioodaii.wixsite.com/mysite

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