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2018年6月28日 (木)

北朝鮮より恐ろしい大垣恐怖政治(1/9)一党独裁

大垣「自由政界役人党」はやりたい放題

「自由政界役人主党」とは

 大垣の市政は「自由・政界役人主党」の一党独裁政治に牛耳られている。この党は、政治家とお役人が「主」である政治を目指して、市民無視で自由奔放に暴走している。自由民主党という、自由を掲げ、民が「主」であることを目指す党とは、似ても似つかない。大垣だけは、よそ者排除の隔絶した閉鎖社会である。その手口は中国共産党よりもずる賢く運営されている。なにせ形式的には民主主義の形態をとっているので、世界のどこからも非難されないのだ。見た目の行政は、自画自賛で素晴らしく、すべて穏便に事が進んでいる。

 

一党独裁の弊害

 問題は、この弊害で大垣市が寂れていき、ヒラメ体質で無責任体質が蔓延しているため、見識ある市民が泣いていることだけ。大垣は名古屋のベットタウン化しているので、多くの市民の危機意識は薄い。

 2017年10月23日、天は台風の大雨で、大垣市室村町アンダーパスを水没させて、大垣市の治水放漫を世に知らしめた。しかしカエルの面に水鉄砲のようで、市の担当者は業者に後始末を任せて、知らんふりである。現場にいるのは、手配された業者だけという惨状である。それを「広報おおがき」で、「今回の水害に対して、大垣市長と国会議員が氾濫した河川を防災視察しました」という美談にしてしまう厚顔ぶりである。マスコミも事象は報道しても、真因の追及はしない。

 それでも、この党は懲りず調子に乗っている。その2回目の天からの啓示が、2017年11月4日の大垣ドローン墜落人身事故であったが、それでもこの党は目が覚めない。このドローン人身事故は日本初で、世界にそのニュースが流れた。しかし、その危機意識が大垣市役所には全くない。呆れたことに、責任者は業者に罪を押し付けてドローンした。当事者にバチが当たりますぞ。

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 2017年10月23日 大垣市室村町アンダーパス水没現場

 

大垣市会議会の茶番劇 

 政治家である大垣市長の行政執行内容を監視する役目がある大垣市議会が、その役目を放棄して、大垣市長と一緒に市政100周年行事でどんちゃん痴呆騒ぎをしている。その行事費用は、20年前の80周年行事の3倍の3億円と大盤振る舞いである。会計報告や詳細内容が非公開なので、甘い汁を吸っているのではと勘ぐられる始末である。

 市政100周年記念事業 3億1,031万円(人口16万人)

 市政 80周年記念事業 1億1,566万円(人口15万人)

 市政 60周年記念事業   5,066万円(人口14万人)

 これでは、朝鮮半島の共産国家の茶番劇党大会となんら変わらない。処刑がないだけ、さすが文化都市である。しかし大垣市の政治の掟に逆らうと穏便に、餌を与えられて大垣政界から排除される。そうして小川敏大垣市長は無投票当選を画策して5期目に突入した。小川市長は市長の座に20年間もしがみ付く長期政権を目指している。

 

首をかしげる市政100周年行事の数々

 下記は市政100周年行事で、首をかしげざるを得ない税金無駄遣いの行事例が多く見られる。お役人は獲得した予算を使いたくて使いたくて仕方がないという状況が見て取れる。お役人の業界では、取った予算は絶対に余らせてはならない掟がある。次回のブログで順次検証したいと思う。

 

「あんぱんまんショー」   

  なんでこれが市政100周年行事?

「水まんじゅうでギネス挑戦」 英霊の神前で不敬

全国の大垣さん大集合!!」  

  なんで大垣に何の貢献してない人に大金を配る?

「出張!なんでも鑑定団in大垣」 

  金持ちの見せびらかしが100周年行事?

「キャラクターパレード」

「デズニーのパレード」

「ローカル鉄道博覧会」

「大相撲大垣場所」

「みんなあつまれ!わんぱく親子体操」

「アニメサミット」

「花火大会」   毎年恒例の花火大会が、なぜ100周年行事?

 

32dsc01643   あんぱんまんショー 

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 水まんじゅうギネス挑戦

 

大垣市会議会の一般質問

 大垣市は、一応の民主主義の形式的儀式として、議会で議員に行政の経過を追及させ、それを大垣ケーブルテレビで中継はさせるのだが、小川市長は厚顔無比に「条例で非公開です」、「今後の研究課題の参考にします」、「検討します」と答弁して平成元禄サル芝居はオシマイ。その質問議員の中にも、大垣市長を追及する質問内容かと思いきや、市政を称賛するヨイショの一般質問であったので、私はズッこけた。

 ある市会議員も、大垣市長に予算疑惑追及の質問をしたとの実績を後援会に見せたので、それで満足してサヨナラ、である。質問者が「本件の国への助成金申請期限は〇月〇日と後数日しかないが、それまでにやるかやらないか、明確にこの場で答えよ」と追及しても、のらりくらりと「検討します」と答えて終わり。それ以上の追及もない。議長も「では次の質問者、どうぞ」と茶番劇の幕引きを宣言して終わりである。

 それを報道すべき中日新聞も岐阜新聞も、翌日の西濃欄を見ても、おりこうさんで、怪しいことは一切報道しない。小川市長の逃げ答弁も報道しない。大垣市長サマさま将軍様扱いである。

 

大垣市会議員の年収

 自分達は、お手盛りで給与を上げ、大盤振る舞いのお祭りに金を使い、その使用用途も特別の条例を作って、マル秘扱いにして公開せず、賢いのだ。大垣市が行う事業のお金は、領収書も使用用途もマル秘となったので、公開しなくてもよいので、やりたい放題である。

 大垣市会議員の年収は、平均942万3120円で、全国800都市中で上位115位の上位に位置する。全国の市議会議員の平均年収は 681万7393円である。この報酬額が、大垣市長と共に協力して大垣市を衰退に導いた「成果」に見合った金額かと疑問が沸く。(年収データは2015年の調査)

 

恐怖政治

 大垣市は小川市政の暴走で怖ろしい境界に突入したのだ。民主主義では当たり前の情報公開を封じ、議会のチェック機能を殺し、行政と議会が癒着をして大垣市民を無視して暴走しつつある。中日新聞、岐阜新聞のマスコミでさえも、大垣市長に平伏して報道しない。中日新聞、岐阜新聞が大垣市政を批判したことは、過去に一度もない。誰も諫言も言えず、暴走を止める機能がないのだ。まるでブレーキが壊れた大型トラックが暴走しているようだ。

 

ゆでガエル地獄

 これでは北朝鮮の将軍様を批判などできまい。北朝鮮の異常さは共産国家であるので、共産国家なら当然と思い、あまり違和感は覚えないが(悲しいことだが)、世界で一番、自由で民主主義が浸透した国として栄えている日本において、大垣政界と大垣行政の異常さは、恐怖政治そのものである。恐ろしい現象として、この異常状態を大垣の政界・行政・財界・地方新聞2紙が、協業で大垣市民の眼を逸らすように、市民に知らさないように細工をしている。陰で甘い汁を吸っているとしか思えない。それに気が付かない大垣市民は、ゆでガエル状態になっている。これでは大垣市民は、極楽経由地獄行きである。東電の原発事故、東芝の不正会計、リニア談合、VW排ガス不正、等々、市民は何を信じてよいのやら。

 

2018-06-28  久志能幾研究所 小田泰仙  

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