大垣十万石まつり 神事と市長の不敬
2017年10月8日10時より、大垣十万石まつりに先立って、常盤神社にて神事が執り行われた。最初に常盤神社に祀られている戸田公の廟例に祝詞が上げられた。続いて神楽の舞が奉納された。その後、戸田家の現在の当主を筆頭に、市の関係者、常盤神社保存会の幹部の方が、拝礼して榊を神前に奉納した。その後、神社本殿前で、関係者の記念撮影が行われた。
神事における神楽の舞は、私も初めて見る舞であった。以前に伊勢神宮の神楽殿で、還暦を無事迎えられたお礼として奉納したおり、神楽殿で神楽の舞を拝見した時以来である。大変厳かで、清々しい気持ちになった。
この神事を撮影して、偶然に写真に写った大垣市長の居眠りをしているような姿に、常盤神社の神様からの啓示を受けた。この小川大垣市長には、大垣市は任せられない、である。
図1 神事
図2 雅楽奉納
図3 舞楽の奉納
図4 戸田家当主の拝礼
図5 神事が終わり神主退席
図6 神事の後の記念撮影
多くの素人カメラマンが高級カメラを構えて撮影していた。
常盤神社の歴史
この神社は、嘉永5年(1852)5月、大垣藩の藩祖戸田一西公250年忌に当たり第九代藩主師正公が、追悼の意を表すために祀廟を大垣城内に創建して、この神霊を祀廟に奉祀して、伊勢神宮より常盤明神の神号を受けた。明治維新の廃藩置県の後、明治6年、八幡神社の境内に遷座再営された。明治24年の濃尾大震災で本殿が倒壊したが、明治35年、藩祖一西公300年忌を記し、社殿を現在置に新築した。大正5年に初代藩主氏鉄公の神霊を合肥して、社格も県社となったが、昭和20年7月29日の米軍B29による大垣空襲で、大垣城と共に焼失した。戦後の昭和25年、復興の気盛り上がり、社殿の再興となった。昭和41年、藩主二代目氏信命から11代氏共まで十柱を合祀することになった。これは大垣市の発展の基は、270年に渉る、戸田家歴代藩主の恩恵によるところが大きいという氏子の要望に基づいている。
今回の歴史調査で、常盤神社の建立年が、私の生まれ年と同じと知って、大変厳かな気分になった。
歴史を語る狛犬
常盤神社本殿前で、社殿を守っている狛犬の体は、昭和20年7月29日の米軍B29による大垣空襲で、ナパーム弾を浴びて石の色が変色している。この狛犬は、大垣の歴史を語る証人でもある。大垣室村町四丁目地蔵尊が、2015年に「引退」をされたので、大垣市寺内町大悲禅院の谷汲観音菩薩像とこの大正5年生まれの狛犬だけが、大垣空襲を語る数少ない証人になっている。
図7 常盤神社
図8、9 狛犬
大垣市長の不敬
この神聖な神事の間、小川大垣市長は居眠りをしているような姿を曝していた。姿勢が不敬である。神事の最中、小川大垣市長が偶然写りこんだ写真53枚中で、2,3枚を除き、後は全て目を閉じて居眠りしているらしき姿である。当方が意図せず、神事の記録写真を撮るためカメラを向けたら、市長の居眠りらしき姿が写り込んでしまった。神意が授けた醜態写真である。この事実は、大垣藩の発展に心魂全霊を捧げ、大垣を深く憂う戸田公の霊の神意であると思う。午後の疲れた時ならともかく、朝10時の十万石まつり最初の神事である。その神事は、戸田公への大垣発展の報恩として執り行われる神事である。大垣市長の体力の限界なのか、神事など関心がないのかは不明であるが、事実として、神様の前で、公衆の面前での居眠りまがいの姿である。多くの市外から来た観光の素人カメラマンも、高価な一眼レフカメラで珍しい神事の様子を熱心に写真に撮っていた。それにも写っているはずだ。大垣の恥さらしである。
そんな人をトップに頂くのは大垣市の不幸である。舞楽でも、神様に扮した舞人が、「コラ、大垣市長、目を覚ませ」と怒っている様な舞であった。市長が目を覚まさないと、大垣市の行政は迷走を深め、衰退の一途である。
大垣市の惨状
この5年間で、大垣市全産業の就業者数は1%減、事業所数は5%減である。大垣駅前商店街は寂れ(61%壊滅状態)、商業都市として大垣の就業人口の7割を占める第三次産業の卸売業、小売業の就業者人口は、この5年間で減る一方である(4%減)。この5年間で負の産業である医療・介護業者の就業人口だけは40%増である。その分、市民の税金の負担が増えている。製造工業の第二次産業の人口は、6%減である。商店街を殺す元気ハツラツ市に、経営の基礎も知らない大垣行政はPDCAを回すこともなく、愚劣TV番組もどき元気ハツラツ市の痴呆的出し物に踊り狂う。元気ハツラツ市の1億2千600万円の会計報告も不明。
道路行政は職務怠慢、治水工事も62年間も無責任に放置で、大雨になると基幹道路が頻繁に水没して、大垣経済の血道が大渋滞である。それなのに、大垣市長は何も手を打たない。個人の生活の姿勢が、顕著に現れるのがトイレの清掃状態である。大垣市内のトイレの汚さは著名都市の中では天下一である。そこに行政の質の劣化が見える。その昔、「教育の大垣」「博士の大垣」と言われた街に、子供窃盗団が横行している。市内の書店がその被害で赤字に陥っている。子供は悪いことをしたとの自覚が薄く、むしろ自慢さえしている。学校の先生は警察に、窃盗を働いた子供の貰い下げに奔走している。その親は知らんふりである。
一方で、大垣新市庁舎だけが立派になるようだ。大企業でも、本社ビルが立派になると、衰退の危機があるというジンクスがある。この状態に大垣の守護神の戸田公の神霊様も心配をしておられる。大垣市民が、この非常事態に気が付いていないのが問題である。今回の事象が神様からの啓示である。
図10 大垣市長の居眠りらしき姿
頭上の戸田公が騎馬姿でお怒りである。
図11 市長の居眠りらしき姿に怒る神様の代理舞人
「市長、目を覚ませ!」
図12 大垣市長の居眠りらしき姿
神様「もう知らん、勝手に寝てろ」
図13 大垣市長の居眠りらしき姿
図14 大垣市長の居眠りらしき姿
図15 拝礼の順番待ちの間にも堂々の居眠りみたいな姿
2017-10-27
久志能幾研究所 小田泰仙 HP: https://yukioodaii.wixsite.com/mysite
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