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2017年9月11日 (月)

インプラント 48(市販の解説本)

2.2 『インプラント革命』東山書房 青木敏明他著 2007年刊

 インプラントの解説本は、都合の悪いことは一切書かれていない。メリットが優先的に書かれている。一般にインプラントありきでの解説本が多い。この本を歯科医より無償で提供を受けた。これはインプラントの洗脳教育本である。

 Q&Aで計32項目があるが、危機管理上の都合の悪い情報は6項目である。すべて問題ありませんとの、データの裏づけのないコメントである。最大の問題のインプラント周囲病についても記載がない。金属アレルギーも問題なしとの簡単なコメントである。

 

2.3 『「いい歯科インプラント治療医」を選ぶ』週刊朝日MOOK刊 2012年

 本書は、基本的にはインプラントを肯定し、よい歯科医を推奨するガイドブックである。そこに掲載された医院の多くは、この企画に賛成して広告として自分の歯科医院のインプラント手術技術と設備の素晴らしさを宣伝として記事にしているガイドブック書であ。その前提で読まないと罠にはまるので注意が必要である。意識して読まないと、インプラントの肯定論に洗脳される恐れがある。

 しかし、インプラントの解説だけでなく、問題点や事件も多少は記載されており、またよく読むと、医師の本音もさりげなく記載されており、インプラントの情報資料としては使える。

 この書では、「高い売上げが見込める自費治療を増やしたい」との歯科医の実態が紹介されている。全国の歯科医に、某インプラントメーカから、下記のような広告が舞い込むようである。そのため、金に目が眩んだ歯科医が、たった1日の講習でインプラント手術をしてしまう例も存在するとか。

 図1のキャッチコピーを見てぞっとした。この広告の卑しさには、あきれ果てる。人の人格は付き合う人脈で決まる。ご縁は、その人の持っている人格や人徳によって決まる。それゆえ自分のレベルにあった縁にしか、出会えないもの。インプラントに傾注する医師達の品性を推して知るべきである。

 

図1 インプラントメーカからの広告

   『「いい歯科インプラント治療医」を選ぶ』週刊朝日MOOK刊より 

 

2017-08-11

久志能幾研究所 小田泰仙  HP: https://yukioodaii.wixsite.com/mysite

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