340a. お世話になったら倍返し
自分では何もできない。自分でそれをやろうとすると、その何倍もの時間とお金がかかる。それを助けてくれた、お世話になった、そのお礼を惜しんでは、バチがあたる。犬でも飼い主の恩は忘れない。それを感じないのは犬畜生にも劣る。ご恩に報いるとは、相手がかけた時間に敬意を表すること。自分の商売上の顧客の心を掴む練習をすること。中途半端にお礼をするから、お礼の成果が出ない。相手が感激すれば、そのお返しが10年後に4倍になって仏様が返してくれる。10年後でなければ、息子の代に返ってくる。ご縁を下さる人は、皆福の神。感謝の念を込めて合掌して、その人の平安をお祈りしよう。人生で一番多く恩を受けた方は、両親。せめて仏前に手を合わそう。
貧乏神の選別
忘恩の人とは、己のために投入してくれた時間に、考えが及ばない思慮の浅い人だ。それに気が回らないようでは、仕事上でお客様の心を掴めるはずがない。そんな人は商売上で貧乏神である。そんな目で回りをみれば、貧乏神が見つかる。そんな貧乏神とは縁切りをしよう。授けた恩は忘れよう。それは投資である。投資とは1000人に出して、3人が返してくれればオンの字である。それで付き合いう人の本性が分かれば安いもの。その分、人を見る眼が養われた。自分の眼を養うにも、お金がかかるのです。はした金で、貧乏神が見つかり、縁切りが出来きれば、今後の人生の無駄な投資コストが削減できる。私はそうやって、多くの忘恩の輩を切ってきた。それで今の私がある。よき人に囲まれてこそ、人生の花が咲く。人はいつも仏さまから試されている。人からお世話を受けたら、それは貴方への縁切り評価試験かもしれない。
仇の討ちかた
受けた仇は忘れよう。その悪縁から離れよう。仇を取るのにもお金と時間がかかる。時間の無駄の最たるもの。仇を取ってあだ花は咲かせても、実は取れない。その時間を己の成長のために時間を投入して、相手を見返そう。仇討ちは神様にお任せしよう。天網恢恢疎にして漏らさず。それが神様のお仕事だ。神様のお仕事に越権行為はいけません。
『時間創出1001の磨墨智』より
2017-08-04
久志能幾研究所 小田泰仙 HP: https://yukioodaii.wixsite.com/mysite
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