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2017年7月19日 (水)

インプラント 8(健康)

3.5 判断の基本原則は「健康」

網膜はく離で失明状態に

 加齢の影響で白内障を患い、国家資格取得の受験勉強にも差支えが出てきて、いままで躊躇していた手術をする一大決心をした。なにせ眼の手術には大きな恐怖心がある。手術は普通の人の3倍を要したが、なんとか無事に完了した。しかし、白内障手術の1ヵ月後、網膜はく離を患い、2週間ほどの失明状態となってしまった。あって当たり前のこと、見えて当たり前のことがいかに幸せかと、人生観が変わった。眼で見える大事さ、失って初めて分かる健康の有難さある。

 仕事をするにせよ、受験勉強をするにせよ、生きていくためには健康が何よりも大事である。健康でなければ何もできない。それを眼の患いで痛感した。人生観が変わり、時間の有限性を格物致知した。体験がなければ、本当の知識・知恵とはならない。そして、今が大切、生きているうち、日の暮れぬうち、眼の見えるうちに、人生でやるべきことを、実行しなければならないと悟った。まだ道半ばであることを痛感した。日暮れて道遠し。

幸福の前提条件

 歯を失ったのは、自身の健康管理の不行き届きで、大きな後悔である。その対応と再発防止が問われる。「下の歯が無くなると、他の歯に負荷がかかるため全体の歯が悪くなる恐れがある。上の歯がないと、上の歯も痛めるのでインプラントか入れ歯を入れたほうがよい」と半脅しみたいな説明があった。歯科医の言葉を信じて、インプラントを入れる話が進んだ。歯も内臓の一部である。異物を体に入れるリスクを十分に検討すべきである。また常識的に、歯の一本欠損したくらいの障害は、体は自己保全力で対応するはずである。そのその点でインプラントを安易に勧める医師には要注意である。まずその内容を自分で検討すべきである。幸福はまずなによりも健康の中にある。

 

2017-07-19

久志能幾研究所 小田泰仙  HP: https://yukioodaii.wixsite.com/mysite

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